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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

ただ今、アクセスが集中しているため....その後の後

2005年04月22日 18時23分49秒 | others
 4月12日に不安定なアクセスが大分改善したみたいなこと書きましたが、実はその翌日から凄いことになってまして、22時ともなれば、TB、画像、記事の更新、アップロードをしようすると、ほとんど「ただ今、アクセスが集中しているため」が出る始末。この一週間くらいは夜作って、昼休みどきにアップするとかにしてましたけど、昨日あたりから「最新コメント」が表示されなくなったかわりに、「ただ今、アクセスが集中しているため」もめっきり少なくなり、夜半のアップロードや更新も比較的快適になりました。「へぇ、一部表示をスキップしただけで、こんなに改善されるか」って感じ。

 よくわかんないけど、表示速度の足をひっぱっている原因はなんなのかとか、こういうのを解明するのっては、分からない時は本当に分からないですからね。2000年問題の時など、トラブルの質は全然違いますけど、原因不明のエラー出まくりだったことがあって、担当部署はほとんど思考がドツボにハマってしまい、担当は変われど同じチェックの繰り返しで、もう絵に描いたような膠着状態でしたから....。今回みたいなトラブルって、gooのような大きな現場では、どうなってるのかけっこう興味あったりします。

 ともあれ、この表示も25日以降は復活するとのこと、がんばってもらいたいものです。
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DIRK BALTHAUS TRIO / On Children's Ground

2005年04月22日 00時11分22秒 | JAZZ-Piano Trio
 しばらく前に、オランダのトリオということ以外は全く予備知識なしに購入してきた作品です。私はロックにしても、ジャズにしても、クラシックのオケにしたところで、オランダ的な軽快さ、洗練といったものが好きな質なので、これもそういうお国柄を反映したピアノ・トリオだったらいいなと思って購入してきたという訳ですが、内容的には大体当たってました。

 リーダーのDIRK BALTHAUSというピアニストは、高い音域を多用して、ある種の敏捷さを感じさせるピアニスティックなソロを弾く人で、チック・コリアあたりの影響を受けているような感じですが、チック・コリアほど独特なクセはなく、もう少しオーソドックスなタイプだと思います。収録曲の7割方はオリジナル作品ですが、オリジナル曲をやりたがるヨーロッパのピアニストがよくみせる透明感、叙情美、憂愁感のようなものは、例えばラングとかグスタフセンほど徹底していなくて、しっかり持ってはいるようには思いますが、もう少しアメリカの新主流派っぽいオーソドックスさの中にとけ込んでいるという印象です。このあたりはいかにもオランダ的な中庸美なんでしょう。

 曲としては、ミディアム・テンポのタイトル曲は、前述の中庸美が良くでた曲で、アメリカ産ジャズの脂っこさとヨーロッパ・ジャズの温度の低さの中間点をいくような演奏です。どっちつかずという人もいるかもしれませんが、これはこれで個人的には良い落としどころを押さえたくつろげる音だと思います。また、アルバムの額縁となった1曲目の「聖歌」とオーラスの「ジェントル・ジャイアント」は、ビル・エヴァンスをちょっとウォームにしたような曲で、このビアニスとのセンスの良さを伺わせる美しい曲です。
 あと、数曲収められたスタンダード作品では、4曲目の「ソング・イズ・ユー(ジェローム・カーン)」が良かったですかね。おそらくキース・ジャレットの演奏にインスパイアされて選曲したんでしょうが、演奏はキース・ジャレットというよりは、ドラムやベースも含め、チック・コリアのアコースティック・バンドってな感じのスポーティーな爽快感ある演奏で楽しめました。

 ベースとドラムは、両者共にやや腰が重いような気もしましたが、まずまず及第点ではないでしょうか。特にベースの人は時にかなりのソロ・スペースを与えれていますが、ゲイリー・ピーコック風にややエレガントなソロを披露しているのが印象に残りました。ドラムは少々後ノリなデイブ・ウェクルって感じですかね。
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