先日納めた音叉時計の電子版が当初動作していたが動作しなくなって仕舞ったとのお話でお送り頂い
た。 この種の物の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお
願い致します。
早速通電してみたが問題無く動作していた。 暫く通電していたが時計が止まって仕舞った。
周波数表示は50Hzから可也ズレているがこれはインダクティブ負荷でトリガーポイントが少しズレる為
で実際の周波数は略50Hzとなっている。
ただ信号は問題無く出力されていたので解せず、元の音叉時計に戻してみたが時計は動かなかった。
上は音叉時計の駆動波形。 どうも時計部分に問題が在る様だった。
その後電子回路に繋ぎ直したが時計は問題無く動作しており連続運転に取り掛かった。 (1H55M経過)
11月3日 昨日の午前11時5分に連続運転を開始したので今日の16:05で29時間となるが問題無
く動作していた。 引き続き動作を診てみよう。 ただ誤差25PPMとすると24時間で2.16秒の
誤差となる。
11月4日 上は今朝の状態、下は夕方 これまでのところ問題は診られない。
11月9日の午後まで連続運転を続けたが問題無く機能していた。(時間は可成り進んだが)
11月9日 新たに購入した水晶の発振周波数を確認してみた。 約40.0014KHz (+1.4Hz) なので
理論的な誤差は約35PPM、日差約3.024秒となる。 発振波形も先日の物より矩形となった。