テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ダイハツ の1973年製軽トラック用 神戸工業製 カーラジオ

2018-04-17 11:31:46 | Weblog

今日お預かりしたのは神戸工業の物だが残念ながらラベルが擦れて型番はATしか読めなかった。
この種のカーラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問
い合わせ下さい。

早速通電してみたが若干ノイズが出るだけだった。 回路図が在れば簡単なのだが、兎に角回路
を追ってみた。 どうも高周波増幅と想えるトランジスタ (2SC710) が機能して無い様だった。

駄目元でこのトランジスタを交換した結果良好に機能してくれた。

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Telefunken, I D 51V (1951-52)

2018-04-16 11:08:21 | Weblog

  今日の2台目は Telefunken, ID51V でリムロック管4球の中波+短波のモデルの様です。 この種
のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http//vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問
い合わせ下さい。

今回の機種の少し後の物の回路図は数機種分在るのだが、この4球モデルの回路図は無い。

バイブレータは自作のトランジスタ回路に換えられていた。

電源ユニットは本来別の機種(5球モデル用)の物を改造して使っていた。

ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かった。 分かって仕舞えば低周波1段目のプレートから出
力段のグリッドに繋がるカップリング・コンデンサ(リード線では無く板状の物)の脚が外れていた。

構成は周波数変換 ECH42-中間周波増幅 EAF42-検波+低周波増幅 EAF42-低周波出力EL41
と5球スーパーと同様なのでカーラジオとしては若干感度不足と感じた。 (同時期の他の機種は
高周波増幅付きが殆ど)

取説が無いのでハッキリしないが一番上のボタンを594 (NHK第一)、2番目を810 (FEN)、3番目を
954(TBS) KHzに設定した。

ダイアル面に49m Bandとあるので多分赤い丸が付されたボタンで短波 (49m) になるのだろう。

電源電圧は端子盤のジャンパーの仕方で変えられるが現在は6V設定。

今回の機種のことを調べていた時に Radio Museum から回路図を入手出来そうだったので問い
合わせたところ直ぐに送ってくれた。 どうも順番が逆になって仕舞ったが今後役に立つ。

 

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カラーバー

2018-04-15 11:37:35 | Weblog

今日お預かりしたのは先日も同様の物を手掛けた車載用のイルミネーション (カラーバー)で先日の
物の半分程の長さの物とのお話だった。  この種の装置の修理に付きましてはこちらの ホームペー
ジ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

お話の通り抵抗が焦げて、かつ無くなっていた。  ここを修復しテストしてみたがランプは全て切れ
ておらず良好に機能していた。 低周波発振器の出力を加えたが若干周波数特性が有る様だった。

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Blaupunkt, Essen

2018-04-14 11:45:32 | Weblog

4台目は Blaupunkt, Essen で i Pod等用の入力の増設をご依頼頂いた。 この種のカーラジオ
の修理、改造に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ
下さい。

4月15日 通電し動作を確認したがラジオ部分も良好に動作していたので可也もったいないが!

i Pod等外部入力専用に改造した。

 

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Wurlitzer, 506 (2台)

2018-04-14 11:43:39 | Weblog

Wurlitzer のジュークボックス用真空管アンプ (2台) のレストアをご依頼頂いた。   この種の
アンプの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

上のモデルは一部のコンデンサは交換されていたがオリジナルのコンデンサも多かった。

上のモデルでは多くのコンデンサ、抵抗が交換されていたが配線の引き回しが雑然としている。

4月18日 1台目のペーパーコンデンサを交換した。 明日は一部の電解コンデンサの交換に
取り掛かろう。 随分とスッキリして仕舞った。

4月19日 何とか1台目を終えた。

次いで2台目に取り掛かったがこちらは空中配線が多くそのままでは信頼性が低いので徐々に
ラグ板を使った配線に替えて行った。 続きは明日

 

4月20日 2台目の修正を終えた。

 

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B&O, Beosound Century

2018-04-14 11:39:53 | Weblog

今日の1台目はこのところ多く手掛けている B&O, Beosound Century で2年前にCDが機能
しなくなって仕舞ったとのお話だった。  この種の機器の修理に付きましてはこちらのホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

通電したところ確かにCDは機能しなかったが、単に機能しないだけでは無く、スピンドルが全く
回転しなかった。 この機種でスピンドルが回転しないと云うのは初めての経験となった。

CDヘッドはリニアトラッキングで一瞬ほっとしたが、CDM 12 IND と云うことは光学ヘッドの取
り外しが非常に困難な可能性が高い。

スピンドル用のモーターを単体でチェックしてみたがモーターに問題は無かった。

嫌な予感は的中して仕舞い、この構造の光学ヘッドの交換は非常に難航する。

先ずはCD起動時フォーカス合わせの(合焦)動作をするかどうか確認してみよう。

4月15日 昨日の続きに取り掛かった。 右が今日外した光学ヘッド(日にちを1日間違った)。

組み込みCDが回転し始め演奏が開始され一安心。 連続運転に取り掛かった(目下11曲目)。

ガラスドアが以前にも外れた様だった。 サテ何を使って固定するか?

 

 

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Nagra, I S

2018-04-13 13:01:10 | Weblog

先日 Nagra, 4.2 と SN を診させて貰った友人が同社 IS を売って欲しいと云うことで持って来た。
こちらえのご連絡は ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

再生、録音の動作を確認したが、FWD と RWD の動作が(一応動くが)イマイチ良く分からない。

アレコレ探してみたがドイツ語と想われるマニュアルしか見付からなかった。

マイクはドイツ UHER の M 534(キャノン・コネクタもご希望が有れば別途装着可能)

電源コードは非純正

Synchronizer は IESL No.149

キャリング・バッグ (OpTex) と 電池ケース

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National, NC 125

2018-04-12 15:25:35 | Weblog

今日お預かりしたのは National の NC 125 でノイズが可也混入するとのお話だった。(何故か配
達指定が16-18時となっていた、日に依っては仕事場には居ない時間となる)  この種の受信機の
修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わ
せ下さい。

 

C、R類は多くが交換されていた。 早速通電してみたが確かにノイズが混入しており無信号時には
可也顕著だった。

今回の機種の最大の特徴は Select-o-Ject と呼ばれる回路で上の図の様な可成りシャープな低
周波特性を兼ね備えている。 Boostと呼ばれる上側の特性は約35dB、またRejectと呼ばれる下側
も約-25dBとなる。

長いアンテナを使う必要が無いので場所を移動し954KHzを受信しながら連続運転してみた。

ノイズレベルはボリュームに比例していたのでこれより前となるが、添えて頂けると伺ったマニュアル
が無く真空管の場所を知りたいのでこの後自分で DL してみよう。 (本日ここまでで時間切れ)

何時もの様に帰路通勤電車内で回路に目を通した。 今日の感じではV7(Audio Amp)が最も怪しか
ったがノイズの発生源を特定するのは通常可成りの時間を要するので伺ったご予算内で済むか甚
だ疑問ではある。 

4月13日 昨日目星を付けておいた部分の確認に取り掛かった。

コンデンサの多くは既に交換されていたので抵抗を1本1本交換してみたが変化は診られなかった。

ソリッド抵抗の常で抵抗値は増加していたが使えないレベルでは無かった。 V7周りでは無い様だっ
たので範囲を少し拡げた。 Phase Shifter,V6Bのプレート回路に入っているマイカ・コンデンサが原因
だった様で交換によりパルス状のノイズはピタット止まった (ホワイト・ノイズは若干残るが)。

若干伺ったご予算は超えて仕舞ったが好結果が得られた。 しかし文字が読める回路図が欲しい。

 

 

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Bosch, MOT 250, Motor Tester

2018-04-11 17:00:51 | Weblog

今日の2台目は以前こちらで動作確認を行ったBOSCH, MOT250 用ディスプレイと制御ユニット
で動作しないとのお話だった。 この種の機器は専門分野ではありませんが、お問い合わせは
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願いします。

最初開け方が分からず難航した結果、右手の中指の第二関節辺りをすりむいて仕舞った。

何とか上の基板も外し下の基板も見ることが出来たので全てを見てみたがマイクロ・プロセッサ
制御のデジタル回路でこちらが手出し出来る部分は無かった。

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スバル360用? クラリオン製?(スズキ 39101-10A9)

2018-04-11 16:57:03 | Weblog

今日の1台目は昭和44年のスバル360に使われている物と伺ったが何故か銘板にはスズキと
記されていた。 メーカーはクラリオンだったがスズキと富士重工2社に出していたのか?
この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

伺った様ノイズしか出力せず、中間周波と低周波は機能していたが局発が停止している様だった。
素子は高周波系にC1216V2が使われており音声用にはもう一つ別のICが使われていた。 昭和44
年とのお話だったのでてっきりディスクリートで構成されていると考えていたが本当に昭和44年製
なのだろうか?  C1216V2のデータが殆ど無く、唯一中国語のデータしか見付からなかったが製
造年が分かれば早いのだが。 サテこのICに問題が有りそうなので交換しか方法はないがどうす
るか? (上の画像の略中央に縦にシュリンク・タイプの19ピンのC1216V2が見えている)

 

4月12日 昨夜我が家でデータを探し、プリンタが無いので手書きした(元は中国語の)使用例。

上の回路図では6番ピンと8番ピン間が繋がっていたが、6番ピンは周波数混合の入力で、高周波
増幅後の信号をC結合で加えている。 他方8番ピンは局部発振回路のホット側でこの二つのピン
を結んで仕舞っては動作しない。(一部コンデンサの容量が可笑しいところがある)

フロントパネル等を外し感じたのはラジオ本体はスズキ製?(向け?)だが、それにスバルのフロント
パネルを装着したのでは無いだろうか。 ICは最初マルタから購入しようかと考えていたが国内でも
入手可能だったので早速発注した。 多分3-4日で届くだろう。

4月14日 今日のラジオ関連の集まりで上のICはシュリンク・タイプと呼ばれることを知った。
何年頃から使われたのだろうと云う質問には多分1980年頃からでは無いかとの回答を得た。

4月16日 発注していたICが夕方届いたので早速交換に取り掛かった。

結果ラジオは良好に機能する様になったがランプが消えていた。

切れていたランプも交換し終わりとした。

スバル360に詳しい知人が昭和43年型のカタログと一緒にこの年式の物に搭載されたラジオ、クラリ
オンRF-108 のカタログも送ってくれた。 (知人に依ると自分でも以前この RF-108 を手掛けた様だ
った) 今回の物に使われているツマミより若干大きく、またデザインも若干異なっていた。

4月17日 自分でも手掛けたことが有る様なので画像を探してみたが2016年7月に手掛けた物の
画像が残っていた。

 

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SONY, ICR-90

2018-04-10 15:07:18 | Weblog

今日の2台目はSONY, ICR-90で全く動作しないとのことだった。 この種のラジオの修理に付き
ましてはこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたが先ずは電源スイッチが導通していなかった。 直接回路に電源を繋いでみた

一応局発は発振勢力が弱いが機能していた。 ただ音量は非常に少なく、音量調整も全く機能してい
なかった。 約1,200KHz辺りで発振が診られた。 修理は可也難航しそうだがどうするか?

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目覚まし時計 

2018-04-10 12:51:20 | Weblog

久し振りにT放送局から目覚まし時計の修理をご依頼頂いた。 我が家にも似た物が在って自分
が60数年前に最初に分解した時計によく似ていた。 この種の時計の修理は得意分野では無いの
ですがお問い合わせはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

早速内部を診てみた。 テンプが外れて落ちていた。

一度組み立てたがテンプが反復運動を起こさない。 改めて組み直し今度は上手く動き始めた。

ところがベルの部分をねじ込んでいた時にまたもやテンプが外れて仕舞い、再度やり直した。

上手く動き始めたので連続運転に取り掛かったがサテどれ位動き続けてくれるか?

 

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Philco, Predicta Debutante (10L43)

2018-04-08 11:56:40 | Weblog

今日の3台目は以前こちらで修理を行ったとのお話だった Philco, Predicta Debutante だがお話
では恵比寿に仕事場が在った頃とのことで約30年前となるが、今回の固体の記憶が全く無い。
内部を診ればそれがハッキリすると想うが、兎に角垂直振幅が無くなったとのお話なので先に
進もう。 この種のテレビの修理に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

先ず映像と音声のコードが裏蓋のところから出ていたが自分ではこの様な出し方はしない。

永らくテレビの修理も行っているがエアーキャップで包んだだけと云うのは初めてとなった。

通電してみたが伺った通りの症状だった。

小型のトランス(多分音声用)が付けられていたがここも自分ではこの様な取り付け方はしない。

垂直偏向関連のコンデンサは米国で既に交換されていた。

垂直出力の真空管を交換してみたが変化は診られなかった。

垂直偏向用の真空管のソケットと垂直振幅調整用ボリュームに問題が診られた。

一応不安定ながら垂直振幅も大きくなった。 下の右が垂直振幅調整用だがシャフトが殆ど無い。

垂直振幅を現行の16:9で調整した。 (上下の黒味は4:3用のCRTを使う限り仕方無い)

垂直振幅調整VRは上の画像の上部右で水平周波数調整用、上部左とセットになっている。

適当な場所が無くアルミ板を加工し垂直振幅調整ボリュームを固定した。

画像からは分からないが画像の揺らぎ(特に水平方向)が気になった。

電源にリップルが残っていた場合映像にもそれが出るが映像には現れておらず、感じとして
漏洩磁束でビームが振れている様だったがイヤハヤ難航しそうな気配が漂って来た。 その
後様子が見えて来たが、今回の物はこちらが手掛けた物では無く、もう1台別の物がこちら
からの物とのお話だった。 納得!

4月10日 昨夜は今回の機種の回路図を持ち帰り机上で問題点を探した。 急にトランスから
漏洩磁束(リーケージフラックス)が出始めるとは考え難く、電源ラインに原因が在るのでは無
いかと考え始めた。 今回の機種の場合電源は3系統が用意されているがその内の一つに上
の画像に見られる様22μF/450Vのケミコンが使われていたが (後から加えられた物) ここを
交換した結果水平方向の揺らぎは無くなった。

どうせならと他の2系統にもケミコンを加えておいた。 画像には無いがブースト回路にも同
様加えておいた。

この後ブースト回路にケミコン(10μF/500V)を加えたがフォーカス電圧の影響か若干画像
がシャープになった様感じられた。

 

電源投入後状態が安定するまでに若干時間を要するが実用上十分と想えるレベルとなった。

 

4月11日 発送に先駆け4:3の信号を加えてみた。 この時に上下方向の揺らぎが気になったが
シャーシをケース内に収納すると揺らぎが減少した。 このことからこの機種では電源トランス
からの漏洩磁束が表示に影響していることがハッキリした。(米国製のトランス式には多い)

 

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コロンビア の ST管5球スーパー

2018-04-08 11:55:31 | Weblog

今日の2台目はコロンビアのST管5球スーパーで動作して物が突然全く音声出力が無くなって仕舞
ったとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造、動作確認等に付きましてはこちらのホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

先ずフィールド・タイプのスピーカーを診てみたが問題は診られなかった。 次いで通電してみたが
確かに全く出力は無かった。 真空管は全て点灯していた。

回路を当ってみたがB電圧は問題無く加わっていた。 全く音声出力が無いと云うことはとカソードの
バイアス抵抗を当ってみた。(上の画像から最近国内でレストアされたことが分かる)

分かり易くする為に少し離したが、グランド側の半田付けが外れていた。 ここを直し好結果を得た。

修理の常で分かって仕舞えばナーンダと云うことが多いが今回もその様になった。

 

 

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B&O, Beosound Century

2018-04-08 11:52:37 | Weblog

今日の1台目は B&O, Beosound Century でCDを演奏中時々止まって仕舞うとのお話だった。
この種の機器の修理に付きましてはこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

早速連続運転に取り掛かった。 暫くして確かに演奏が中断して仕舞った。 その後も3時間程連続
運転を続けたが数回同様の症状が診られた。 ただその際もCDは回転し続けていることが多く、回
転が止まっていることは殆ど無かった。 こうなると光学ヘッド(レーザー・ヘッド)劣化の可能性は低
く制御系の可能性が高そうに想えた。 (ガラスドアも開閉していなかった)

ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。

光学ヘッドを外したところギア(ラック)と、この部分を固定するスプリングが外れていた。 このスプ
リングを本来の位置に戻すのは非常に根気を要するのだがどうするか?

在庫していた光学ヘッドに交換した。 ここまでは可也慣れており問題は全く無い。

ガラスドアが開閉しなかった問題は解決したが、CDが演奏中に動作を停止する問題は変わらなか
った。 どうも制御系に問題が在る様想われる。

ギアとスプリングが外れていた光学ヘッドを我が家に持ち帰り修復を試みた。 スプリングを扱う場
合、物が多く置かれた仕事場での作業は避けることにしている。  これは万一スプリンが飛んだ場
合探しようが無いからで、我が家の殆ど何も置いて無いフローリングの部屋で作業することに決め
ているが幸い上手く修復することが出来た(画像は明日仕事場でアップ)。

 

4月9日 昨夜我が家で組み立てた光学ヘッドを組み込んだ(通常の2倍以上の作業量となった)。

最後に汚れを略落としたガラスドアを装着し、開閉の様子を撮影した。

 

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