今日の2台目は AMI のジュークボックス用真空管アンプで先日まで問題無く動作していたものが
輸送後、ミュートが解除されるとハムの様な音が出力され、それが徐々に軽減されて行くとのお
話だった。 この種の物の修理、改造に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。
12月7日 パワーアンプの型番は異なっていたが両方の回路図に帰路通勤電車で目を通した。
ミューティングは4箇所で掛けていたが動作は実際に動かしてみるしか無い。
12月8日 実際に音を出してみた。 プリアンプからの信号は11:1に減衰させたが想像していた出
力レベルより大分低かったがハムは全く感じられなかった。 ミュートリレーの駆動電圧をご担当
に聞いてみようとしたが今日はお休みだった。
ミュートリレーの4つの接点は全て良好だった。
ミュート回路に使われているダイオード4つに問題は診られなかった。 サテ、マニュアルでミュート
リレーの駆動電圧を探してみよう。
マニュアルに目を通したところミュートリレー用電源には30VDCと記されていた。 試みに手元に
在った直流安定化電源で動作させてみたが15Vで十分だった。 (極性無し)
12月9日 パワーアンプ単体でのハムを診てみた。 当然無入力となるがハムは予想以上に出てい
た。 どうも電源の平滑用ケミコンが若干容量抜けしている様だったので80μF/450Vの処にに10μF
/500V をパラにした。 結果ハムは殆ど感じられなくなり、コントロールアンプを接続し、実際に音声
信号を加えて動作を診てみたがミュートを外した状態でもハムは感じられなかった。