今日お預かりしたのは松下の CQ-8650AU で調べたところ昨年も同一モデルを手掛けていた。
この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。
多くのケーブルが使われているモデルでは各ケーブルの目的を調べるだけで時間を要する。
当初可也の電流が流れており最早修理は不可能かと想われた。 上は FM、下はAM 受信時。
アレコレ試みた結果電流も可笑しく無い値となり AM, FM, カセット全て動作し出したが FM には
切換部分に接触不良が診られレバーを途中で止める必要が在った。(若干慣れが必要)
12月12日 ご依頼主からAMは受信は出来ているが搬送波のみで音声出力が無いと云う、何
とも俄かには信じられないお話が有った。 細部を診ようとするとこの機種の回路図、或い
はパターン図が必須だが国内の物では先ず入手は無理なので追加修理はこちらでは不可能と
お話したが、態度が急変し何とも残念な言葉を浴びせられることとなった。 ICを多用した
しかも実装密度の高い機種にそれら資料無しで取り組むのは無謀で、逆に壊して仕舞う可能
性が高く、何よりお預かりした状態より悪くして仕舞うことは避けなければならない。