テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

日本ビクター SSL-97MS + パイオニア CT-720

2010-09-18 15:20:55 | Weblog

 

 今日は藤沢をお尋ねし1960年代末と伺った日本ビクターのマルチアンプシステムSSL-97MS
に取り組んだ。 お話では先ずターンテーブルが回らず、また他の機能に付いては永らく使って
無いので分からないとのことだった。  この種のオーディオ機器の修理に付きましてはこちらの
ホームページからお問い合わせ下さい。

これまで何度かターンテーブル用のゴムベルトを買っていた店を今週初めに訪ねてみたが商品
が無く、聞いたところメーカーが製造を止めて仕舞ったとのことであった。 知り合いの店に事情
を話したところそれならと紹介されたオーディオ関連の物の店では数種類在るが安い物では無
いので先ず寸法を調べた方が良いとのことであった。  これまでは数百円で買っていたが何と
ここでは¥2,520.とのことでなるほどと後日客先に寸法を測ってもらうことにした。

客先からは33回転の場合1,004mmとの連絡が有り、この長さの物の在庫を先の店に訪ねてみ
たが最長でも920mm、また金額は何と¥5,000.程とのことだった。  客先からは¥5,000.でも
良いとは云われたが今日は自分で1m長のゴムシートを5mm幅に切った物を持参し現物合わせ
でベルトを作った。 重ねた長さは60mmだったので940mm、つまり920mmでも問題無く使えそ
うだが今日現場で作った物でも問題無く使えそうなので先ずはこれを使って頂こう。

どうもプリアンプに問題が有る様でラジオはAMもFMも聞けず、またフォノ入力も機能していなか
った。 スピーカーの出力も左しか無く、動作試験はメインアンプに直接プレーヤーの出力を加え
行った。  これらから上のアンプ一式と駆動系に問題の在るパイオニアのカセット・デッキを持ち
帰ったが、今回の修理の目的が亡くなられた娘さんの最初のピアノの発表会を録音したレコード
(ソノシート)の再生に有ると伺った以上は是が非でも直して上げたいと考えるのであります。

9月19日 昨夜回路図と取り説を持ち帰り我家で回路を調べておいたので今日はことがすんなり
済み好結果が得られた。 しかし今回の機種のアンプは3系統が用意されており低音、中音、高
音の各専用アンプに専用のスピーカーと中々の贅沢設計でありました(その分回路は複雑になっ
ておりました)。 明日にもキャビネットに組み込んでみましょう。

9月20日 再び藤沢をお尋ねしキャビネットに組み込み、AM/FMラジオ、レコード、カセットデッキ
と動作確認を進めたがカセットデッキには不安定要素が見られた。 このことからカセットデッキ分
の修理費用をご辞退したがご依頼主ご夫妻からのご好意を結果として受けさせて頂いた。


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