テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, CFS-FM7

2018-11-05 14:31:56 | Weblog

今日お預かりしたのは初めてとなる SONY, CFS-FM7 でAMは機能するもののFMが機能しないと
のお話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

通電してみたがお話の通りFMは機能しなかった。

本体とFM Receiver間を繋いでいる接点部分に緑青が見られたので先ずこれらを取り除いた。

結果電源は入る様になりFMも一応機能し出したが直ぐに周波数が変動して仕舞った。

先にカセットデッキを診てみた。 完全では無いがこちらは何とか動き出した(長く使われて無かった様)

FM Receiverに取り掛かったが何とも分解に梃子摺った。(サービスマニュアルが在れば別だが)

接点部分が表に出たので更に磨いておいた。

本体と結んでいる8本のリード線の内の3本が切れている( ここがAFCの回路か?)。

元々のリード線は長さがギリギリなので仕方無く別のジュンフロン線を繋ぎ何とか修復した。

AFCは上手く機能する様になり先程来ワイドFMのTBS (90.5MHZ) を良好に受信出来ているが周波数
表示は約85MHzを示しており約5MHz低い。 因みにカバレッジの下端は約79MHzだった。
昔ながらのバリコンを使った回路ならカバレッジの修正も簡単だが電子同調なので資料が無いとやたら
と時間を費やすことになる。

11月7日 ゴーサインを頂いたのでカセット・デッキのベルト交換に取り掛かった。

結果カセット・デッキの動作も良好となった。

次いでFMのカバレッジの調整に取り掛かった、改めて内部を調べた結果電子同調の範囲設定を行っ
ているのでは無いかと想われたポテンショメータを試みに調整してみたが幸い好結果が得られた。 上
はこちらで受信可能な局の内で最も低いインターFM 鶴見中継 76.5MHz、下はFM 横浜84.7MHz。
●実はこの機種のサービス・マニュアルが手に入らないか幾つかのところに問い合わせを出しておい
たが残念ながら回答は得られず、しびれを切らし改めて取り組んだが好結果が得られて良かった!

 


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