テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

松下 (パナソニック) RJX-4800/RF-4800

2013-03-18 13:05:05 | Weblog

今日お預かりしたのは松下(パナソニック)の RJX-4800/RF-4800 でバンドに依って周波数がズレ
る問題が在り、またバンド幅切換でも若干周波数がズレると云うお話だった。この種の受信機の修
理に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い合わせ下さい。

  バンド3で 10.000 MHzにキャリブレータを使い合わせた後、バンド4で15MHzを受信した結果が下で
14.987MHzと13KHz程の差が有った。 1st Loc.を作っている3つの水晶発振器の周波数31.1、27.1、
19.1MHzを確認する必要が有るが残念ながらこちらで普段使っている2種類の周波数カウンターでは
レベルが足りず正確な周波数測定が出来なかった。 先ずは広帯域のアンプを用意する必要が有る。

SSBの復調がイマイチでBFO出力が不足しているのでは無いかとのお話も有ったが実際に7MHz帯の
ハム・バンドをウォッチしてみたが特に問題は感じられなかった。

以前何かの約に立つだろうと買っておいたワイド・バンドのオペアンプを引っ張りだした。

以前作ったビデオ・アンプの所に組み込んでみた。 効果はてきめんでこれまで全く計測不可能だった
周波数が測定出来たが早速周波数が可笑しい。 ここは27.100MHzでなければならないのに何故?

もう一桁下まで診てみたが27,145.8KHzと45.8KHzも本来の周波数より高い。 水晶の交換しか無い。

31.100MHzと19.100MHzの2つは問題無い値だった。

3月19日  27.100MHz が 45.8KHz もズレるのは可笑しいのでもしかすると発振モードが変わって仕舞っ
たのかと昨夜思い付いたので早速再調整してみたが変化は無かった。 ついでに39.100MHzを確かめて
みたが若干低かったがここはトリマーで微調整出来るので問題無し。 サテ、27.100MHzの水晶を注文し
なければならないが費用は兎も角、多分3週間ほどの時間を要することだろう。

以前、水晶を特注した宮城県内に在った会社が昨年廃業して仕舞ったとのことでネットで探してみた。 最
初神田に在るR社に問い合わせてみたが通信機に使うものは非常に複雑で簡単に請ける訳には行かない
との事だった。 それほど高度な物は必要無いのだがと話したところ、ならば見積もるのでFax番号を教えろ
とのこと、左程複雑なことでも無いので電話で金額を教えて欲しいと伝えたところ数量は5個以上でしか請け
ないとのことで止めた。 次いでこちらの近くに在るN社に問い合わせたがこちらは1個から請けるとのことで、
金額も急がない(3-4週間)なら¥2,800.+送料¥600.+消費税¥170.(送料¥600.にも消費税が要ると云うの
は長らく仕事をしていて初めてのことで解せなかったが)とのことだった。 

4月11日 注文してあった水晶が届いた。 何もこの大きさの物を同一市内から宅配便で¥630.を
掛けて送る必要が有るのか疑問だった。 近々取り組ませて頂くことにしよう。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KRAFT のプローポーショナル... | トップ | VW Type II (Bus) 用カーラジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事