今日お預かりしたもう片方は McIntosh MC2505-2 2台で輸送に依る破損等が無いことを
確認した、 この種のアンプの修理に付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。
9月3日 やっとゴーサインが出たので本格的に取り掛かったが片方のスピーカー出力
が無く、もう片方も音量が少なく、リップル(ハム)も可也感じられた。
9月4日 ドライバ段の抵抗 3本が焼損しており 220Ωは膨らんではいたが辛うじて原型
を留めていたが他の 2本 (18Ω、22Ω)は既に割れていた。 回路から終段のトランジス
タが気になり調べてみた。
予想通り終段の 4個のトランジスタの内の一つの E-C 間が短絡していた。 ただこの
部品 Motorola の 025 852 が分からない。 手元に有った TO3 のトランジスタを組み
込んでみたが幸い好結果を得た。
9月5日 次いでコンデンサ類の交換に取り掛かり結果左右のバランスもマアマア
の誤差の範囲となり、リップル(ハム)も十分軽減した。
もう 1台は電源ラインのケミコンの配線が外されておりアレコレ回路を探したが結局
このモデル (S/N) の回路図は米国の回路図屋でも見付からず、諦め回路を追った。
9月4日
何とか予想される回路を編み出し接続してみた(200μFが容量抜けを起こして
いたので加えた)。
幸い好結果が得られ、次いでコンデンサの交換に取り掛かった。