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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Braun, TS 45/1 + Audio 300(再)

2022-09-19 13:31:42 | オーディオ

昨日までの展示会が終わり幾つか見付かった問題点を直す為に TS 45/1と Audio 300が届いた。こ
の種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

9月23日 Phono に切り替えるとホワイトノイズが混入するとのお話だった。 確かに左チャンネ
ルのホワイトノイズが可成りのレベルだった(前回この部分のトランジスタ AC151を交換したのだ
が)。 幾つか初段 T021 の AC151 を差し替え結果として非常に良好になった。

9月24日 この機種を含む Wall System 用電源(一部の物の電源は 220V で、また 50Hz の物も含
まれている)を製作したのでメキシカンの J.S 氏に来て貰い全体の動作を確認した。全て上手く動作
し帰宅し夕飯となったが今回のシステムの売主 S さんから電話で TS 45/1 に電源は入るが音が全く
出無いので明日ギャラリーに来て欲しいとのご依頼となった。  翌25日午後ギャラリーにお邪魔した
がお話の通り全く出力は無く調べを進めたが出力の電解コンデンサ(本来は 2,200μF/25Vの様だが
実際は4,700μ/25V が使われていた)2個が短絡していた。 次に出力のトランジスタを診てみたが
4個全て短絡していた。 これらの結果から考えられるのは本来の電源電圧 110V に誤って 220Vを
加えて仕舞ったことしか無い。

 

Audio 300 のターンテーブルの回転速度が低く、速度の微調整を Max にしても遅いとのお話だった。

速度の微調整は画像に見えている銅の円盤を挟んでいる磁石の入り方で行っており上は速度 Max
下は Min. の位置となる。

久し振りにテスト用のレコードを引っ張り出した。

最初 3KHzの信号を使ったがどうも雑音成分が多く測定は上手く行かなかった。

磁石の位置をズラシ、測定には1KHz の信号を使ったがこちらは歪も無く測定し易かった。

上は微調整を-最大にした際の出力で約976.47Hz、下は 976.21Hz。

上は微調整を+Maxとした際の出力で約1.0374Hz。 下は調整後の 1.0009KHz。

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