昭和初期のラジオの修理に疲れたので気分を変えようと隣町のOMから頂いた SONY, 5-303W に
通電してみた。 この種の物の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。 今日もレコードプレーヤに関する問合わせを頂いたが時々記してい
る様、単にお問い合わせを頂いても連絡先が記されて無いとこちらからは連絡のしようがない。
水平偏向回路は機能しておりネオン管を使ったパイロット・ランプは点灯していたがCRTにラスター
は出なかった。 最初内部で高圧が放電している様な音が聴こえていたがやがてその音は消えた。
AC120Vで動作させたが、負荷が重いのか12Vの電圧が低い。 外部から12Vを加えてみたがど
うも負荷が重い様で約2Aが流れていた。
どうも高圧を発生させる3倍圧のコック・クロフト回路が怪しかったので高圧部を分解してみた。
セラミック・コンデンサ (500pF,6KV) の一つの外側が焦げておりプラスチックケースが溶けていた。
別モデルの高圧部を移植してみた。 結果ラスターは出て高圧が高過ぎる様だった。 映像は出ず