今日お預かりした1台目は可成り古いフタバのボタン打ちの送信機 FT-5D と、超再生の受信機 F327R
で動作確認等をご依頼頂いた。 この種の機器の修理、動作確認等のご依頼はこちらのホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
サーボも 4種程添えて頂いたが今回の受信機(正転、逆転の接点出力のみ)には一部の物しか使え
ない。
先ずは送信機の動作を診てみたが良好だった。 ただ前面パネルに在る白いボタンの目的は不明
(ご依頼主から白いボタンはバッテリー・チェック用と伺った)
前面の黒いボタンを押すと上の画像に見られる様変調が掛かる。
受信機は添えて頂いたクリスタル・イヤフォンで動作を確認した。 (変調信号を聴いた)
サーボの一つはフタバの FE-3B でエンジン・コントロール用のモーターサーボで一応モーターは回転
したが実際の接続方が不明で動作は確認していない。
接点部分をメモっておいた。
帰路に就き今日の作業を反芻したが受信機の動作を音声出力だけで判断したのは早合点と気付いた。
最終的にはリレーの動作をキチント確認すべきだったことに気付いたので明日一番で取り組もう。
それと改めて画像を見てアレレとなったのは受信機に使われているセラミック・コンデンサの略全てが割
れていた。 それと電解コンデンサも交換しておいた方が先々無難そうだった(リスクを伴うが)。
3月26日 リレーの動作を診てみた、一応接点は閉じたが受信機の感度は低い様(低周波系の問題と
想われる)だったが多分電解コンデンサの問題と想像した。 先ずは交換してみよう。
先ずは電解コンデンサを交換した。 実際の感度(リレーの動き方)は可成り上がった。
割れていたのはセラミック・コンデンサでは無くフィルム・コンデンサだったが文字が消えており一つ
一つ容量を実測して交換した。 上の場合 0.02μF
フィルム・コンデンサの交換も無事終えた。 しかしフィルム・コンデンサの周りが割れていたと云う
のは初めてで内部が吸湿に依って膨張したのか? 何れにせよ初めての経験となった。