AWCの集まりも来月で26年目を迎えるが今回は初めて会員のお宅での開催となった。 渋谷区の
閑静な住宅地で建築設計事務所を営んでいる N さんのお宅での開催となったが今回は都合が付か
ないメンバーが多くこじんまりとした集まりとなったがその分中身は可也濃いものとなった。この
一年程で4人の新しいメンバーを迎え幅が一層広がったが来年も会員を募集しているので是非お声
を掛けて頂きたい。 こちらえは ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からご連絡下さい。
Mさんが先頃取り組んだホイートストーン・ブリッジ用のマンガニン線を使った可変抵抗器。 この
装置はその昔、可也の金額で購入された精度0.1％の物だったそうだが長らく物置に放置した為
高抵抗の物が略全て断線しておりレストアは諦めざるを得なかったとのお話だった。
土浦からのもう一人のNさんからは先頃手に入れた米ケイスレーのギガΩ、或いはpAのマイナス
3乗(fA)まで測定可能というデジタルメータとMさんのホイートストーン・ブリッジに似た USAF のラ
ベルが貼られた謎の測定器のお話を頂き、福生のHさんからは先頃取り組んだその昔のAMステ
レオ（NHK第一と第二使用）のお話を頂いた。 家主のNさんからは先日奥様と共に訪れた銀座の
蓄音機専門店Sでのお話を伺ったが、云うまでも無くエジソンの頃の蓄音機の音は信じられない
位高音質、高音量なのでご存知無い方は是非一度体験して欲しい。（驚かれること間違い無い）
それと海底ケーブルの話となり、Hさんは光ケーブルを使った海底ケーブルを実際に手掛けてい
たので光通信でも多重通信が使われており初期の物ではプリズムを使って分離 していたとのお
話だった。 自分でもかつて海底ケーブルの問題箇所を特定するドイツ製の測定器を扱っていた
ので懐かしい話も聴け、大いに盛り上がり長居をして仕舞った。
