今日同じ都筑区内の方からお預かりしたのは SABA の Wildbad 100 で 1960年製の 4バンドラジオ
です。 梱包を解いて無い状態でお持ち頂いたので大げさに云えばエアーキャップ一巻き近くを解
くことになった。 この種のラジオの修理、改造に付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。
今日は時間が無くザット診させて頂いただけだが、どうも電源電圧設定部分が壊れている様で本来は110V~
220Vに切り替えられるハズなのだが220V以外には設定出来ない様だった。 右端に在るトランス?は後から
設けられた様だが、多分電源トランスを変えたのかも知れないが明日にでもシャーシを出し確認してみよう。
下は電源電圧の設定を行う部分のクローズアップだがクラックが入っていたり、部分的に割れていたりと可
也問題が在りそうだった。 電源電圧220Vで一応FMと短波は機能したが、中波と長波は機能しなかった。
12月5日 先ずは中身を取り出してみた。
想像通り電源トランスで、入力としては230V巻き線のみだった。
内部に割れた破片の一部が落ちていた。
FMのカバレッジの改造に取り掛かり好結果を得た。 下の画像に見られる様、同調指示のマジック・アイ
は殆ど光っていなかった(既に半世紀を経ており無理も無いが)。