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”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

体菜アレンジ!!

2023-12-28 00:02:24 | 食・レシピ

昨日に続いて、塩出しした体菜のお料理です。

 

昨日は、新潟の郷土料理「煮菜」を作ったので、

今日はアレンジして遊びます。(^-^)

  

  

手前は、体菜の春巻きです。

  

 

体菜、しいたけ、豚肉、ネギを炒めたものを春巻きの皮で包んでいます。

 

  

  

  

奥に見えるのは、体菜の炒飯。

体菜、卵、ネギ、かつお節だけのシンプル炒飯です。

  

  

春巻きもチャーハンも体菜の歯ごたえが魅力です。

高菜の感覚で使っていますが、高菜よりもあっさりしています。

  

  

 

こちらは、お昼ご飯に作りました。

昨日の煮菜を、とろろ昆布やネギと一緒にうどんにのせました。

煮菜は煮干しだしで煮ていますので、うどんとよく合いますね。

  

  

 

2日間にわたり、新潟の体菜を楽しませていただきました。

年末年始は暖かいとの予報ですが、

この冬も体菜の塩漬けは、新潟の皆さんの食生活を支えることでしょう。

 

雪の降らない静岡で、雪深い新潟の食に触れるという

大変貴重な体験をさせていただきました。

これまで、野菜の保存と言うと、常温、冷蔵、冷凍、干し野菜だけでしたが、

「漬物ではない塩漬け」という保存法を加えてみようと思います。

 

ありがとうございました。(^-^) 

 

 

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ニーナ、いえ、煮菜に初挑戦!!

2023-12-27 00:02:58 | 食育

ブログのお友達で新潟の方が、存食として

「タイナ」とか「たい菜」の塩漬けのことをお書きになっていますが、

私が「タイナ」や「たい菜」が「体菜(タイサイ)」であることを

理解するまで時間がかかりました。(^-^;

一般的には「タイサイ」と呼ばれますが、新潟では「タイナ」と呼ぶそうです。

  

 

  

その体菜はこんな野菜です。

           【新潟県信連様のHPより画像お借りしました。】

  

  

 

青梗菜の茎が白くなって、もっとスラッとした感じ。

私が今まで食べた中では、雪白体菜が一番近いように感じます。

    【雪白体菜 サカタのタネのHPより画像お借りしました。】

  

 

  

 

この度、その体菜の塩漬けを送っていただきました。

そこで、新潟の郷土料理「煮菜」に初挑戦!!

20%の塩に漬けられていますので、まず塩出しすることから始めます。

 

  

  

  

  

 

  

塩出しは、農林水産省の「うちの郷土料理」のページにあるやり方に従いました。

大きなお鍋で茹で、沸騰したら火を止めて、そのまま1時間以上置いてみました。

塩出しする前、試しに食べてみたら、本当に塩辛かったのですが、

この方法で塩が抜けました。

  

  

 

塩出しした体菜を3cmくらいの長さに切り、油揚げ、にんじん、里芋と炒め、

煮干しだしで煮ました。

新潟特産の「打ち豆」も一緒に送っていただいたので、

お初の緑の打ち豆、「青うち豆」も忘れずに加えました。

味付けは、お醤油、みりん、お酒。

 

  

出来上がりました!! ヽ(^o^)丿

  

  

 

打ち豆は、炊き込みご飯にも使ってみました。

  

  

  

私、煮菜を作るのは初めてなのですが、

体菜の塩出しをしている時から、懐かしい香りが家中に。

そして、出来上がった煮菜は郷愁を誘う味。

おばあちゃんの煮物のような心にしみる味です。

  

 

新潟は冬、雪で畑が覆われてしまうため、

冬に青菜を摂る方法として塩漬けが考えられました。

今では、冬でも多くの野菜が店頭に並びますが、

それでもこの煮菜が食べ続けられているのは、この味もさることながら、

母から子へ、子から孫へ、またお姑さんからお嫁さんへ、

味の伝承がしっかりなされているからだと思います。

  

今回も学ばせていただきました。

ありがとうございます。

  

 

ところで、この煮菜ですが、「にな」以外に「にいな」とも呼ばれます。

そのせいか、私は煮菜を作っている間、

沢田研二さんの「追憶」をずっと歌っていました・・・。(^^♪

 

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最後は大学菊芋で!!

2023-12-26 00:01:07 | 食・レシピ

11月に送っていただいた菊芋、今日で使い切りました!!

「使い切った」のであって、「食べ終えた」わけではありません。(^-^)

  

 

今日、作ったものは大学菊芋。

素揚げした菊芋に、甘いタレを絡めました。

大学芋の「さつまいも」を「菊芋」に変えただけなのですが・・・。

  

  

でも、あっという間に、この状態。(^-^;

  

 

  

  

ここ数日、時間のある時に菊芋のピクルスや漬物を作っていました。

・菊芋のピクルス

・菊芋の粕漬け

・菊芋の麺つゆ漬け(姫唐辛子をいっぱい入れました。)

 

  

  

以前にも書いたことがありますが、

夫は、夏の終わり頃の血液検査の結果がとても良く、

すべての数値が正常値になっています。

特別なことは何もやっていませんが、

唯一思い当たることは夏の間の食生活です。

家庭菜園できゅうりとゴーヤがたくさん採れるので、毎日必ず食べています。

これが良い結果につながっているのではないか?

 

ところが、先日の血液検査の結果も、今の時期にしては珍しく良いのです。

この時期、いつもと違うことと言ったら、菊芋を常に食べていたこと。

  

そんなわけで、できるだけ長く楽しめるように、

菊芋をピクルスや漬物にして、食べ続けようと思ったのです。

と言っても、ジッパー付きポリ袋で作る簡単保存食ですが、

こういうものが作ってあると、ホッとしますね。

  

 

長く菊芋を楽しめたのも、こんなふうに土付きで送ってくださったから。

ありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

 

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ル レクチエでクリスマス

2023-12-25 00:02:34 | 食・レシピ

昨日のル レクチエの記事に、

朋さんが「食べ頃ですよ~。」とコメントをくださったので、

急いでカットしてみました。

 

写真右側の半分にカットしたものの方が追熟が進んでいました。

これは、もうびっくりの甘さ!!

りんごのような、いえ、生のりんごではなく、

アップルパイの中に入っているあのりんごの味を感じました。

食感もとろけるようです。

  

もう一つの方は、ほんのりと酸味を感じ、シャキッとした食感が残ります。

夫は、こちらがお気に入りでした。

  

どちらも、味、香り、食感すべてが初めてで思わず、

「こんな果物、今までにあった!?」と叫んだほどです。

  

素晴らしい経験をさせていただきました。

朋さん、ありがとうございます!! (^-^)

 

  

  

このまま食べてしまうのはもったいないと思い、

両方とも少し取っておき、フルーツポンチを作りました。

  

赤ワインに水、きび砂糖、シナモン、クローブ、生姜を入れ、

20分ほど煮てアルコールを飛ばしました。

サングリア風のシロップです。

果物は、ル レクチエ、みかん、キウイ。

 

  

  

このフルーツポンチに合わせて、家にある野菜と冷凍の手羽元を使って、

こんなクリスマスっぽいご飯を作りました。

・チキンと野菜のオーブン焼き

・黒米のライスサラダ

・ブロッコリーの軸のポタージュ

・フルーツポンチ

 

  

  

チキンと野菜のオーブン焼きには、家庭菜園の野菜も一緒に焼いています。

バターナッツ、じゃがいも(グランドペチカ、メークイン、シャドークイーン)

そして、いただいた菊芋も一緒に焼きました。

バターナッツとエリンギの間にあるのが菊芋。

皮がパリッとして、中はとろとろでおいしかったですよ。

  

 

じゃがいもを数種類使っているのは、秋じゃがを掘ったから・・・。

悲しいほど少なかったですが、全部合わせればスーパーの1袋分にはなるかな?

  

 

でも、我が家の質素なクリスマスを彩ってくれたじゃがいもです。

大切に使います。

  

 

それでは、皆さま、Merry Christmas!!

 

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16年越しのル レクチエ

2023-12-24 00:07:02 | 果物

新潟県特産の洋梨「ル レクチエ」を送っていただきました。

一度も食べたことはないけれど、私にとって思い出深い果物です。

そして「ついに会えた!!」という思いで感慨もひとしお。

 

  

  

私がこの「ル レクチエ」を初めて見たのは、NHKのお昼の番組でした。

調べてみると2007年の放送のようです。

 

  

2005年の暮れに、私は今の「野菜ソムリエpro」に名称が変わる前の

「ベジタブル&フルーツマイスター」の資格を取得しました。

この資格取得のための勉強もかなり厳しかったのですが、

本当の厳しさは資格取得後に待っていました。

常に新しい野菜や果物の情報に目を向けていなければならない。

しかし、16年前は今のように野菜や果物に特化した情報番組も多くはなく、

また簡単にネットで情報収集できる時代でもありませんでした。

  

だから、たまたま見た番組で野菜や果物の情報が流れると、すかさずメモ!!

「ル レクチエ」もそうやって知った果物でした。

その時のメモ、今でも取ってあります。

  

  

  

しかし、「幻の洋梨」と言われている「ル レクチエ」。

静岡のスーパーに並ぶことはなく、簡単に私の元にはやって来ませんでした。

それが16年の後に、

まさか、こんなことがあるなんて!!

 

  

  

早く味わってみたいけど、食べ頃5つのサインを読んでみると

次のようになっています。

色・・・果実全体が黄色に変わる。(表の絵のような色)

香り・・・甘い香りがしてくる。

軸・・・茶色の軸が黒くシワシワになる。

首・・・軸に近い実の首の部分が黒ずんでくる。

硬さ・・・手に持つとやや弾力のある感触になる。

 

  

  

色のところにある「表の絵のような色」というのは

このパッケージに描かれたイラストの色を指しています。

まだ、この黄色にはなっていないかな?

  

  

甘い香りもまだ。

茶色の軸はシワシワとは言えない。

首の部分の黒ずみは、ひとつには見られる。

そして、弾力はまだ感じられない。

  

 

多分、1枚目の写真の右側の「ル レクチエ」の方が食べ頃が早く来そう。

本当に楽しみです。(^-^)

ありがとうございます。

  

 

※「ル レクチエ」の表記については、「ル・レクチエ」「ル レクチェ」という表記も見られますが、

 新潟県で統一されている「ル レクチエ」という名称を使わせていただきました。

※「ル レクチエ」は17世紀の果樹園芸家であり、執事としてもフランス宮廷に仕えた

 「ル・レクチェ氏」に由来しています。人名なので意味はありません。

 

コメント (6)
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