「車で高速使えば速いのに。」と簡単に言われます。
説明してもわかってもらえないことが多いので、
「運転が苦手なので、あまり長距離は・・・。」と言葉を濁します。
20年近く前に、車で天竜川を渡っている時に、突然それは起きました。
過呼吸、動悸、拭いても拭いても止まらない手汗・・・。
何が起きたのかわかりませんでした。
その後、長い橋、高速、バイパス、トンネル、交差点の中など、
「途中で逃げ場所がない!」というような場所に行けなくなりました。
パニック障害と診断され、色々な治療法を試し、
今は、何とか限られた橋なら天竜川は渡れるようになりました。
それでも、がちがちに緊張し、渡り終えた時はものすごい腰痛が襲ってきます。
こんな私ですから、浜松での講座はものすごくハードルが高い。
講座の内容にだけ集中したいのに、
無事に天竜川を渡れるかという根本的な問題が付きまといます。
それに、ここ数年は肩が悪くて、右腕が上がらないので、
パーキングの発券機からチケットを取ることにも失敗する。
一昨日も、地下駐車場のスロープにある発券機に何とか手を伸ばし、
チケットを取ろうとした瞬間、チケットがひらひらと舞った。
急いで駐車スペースに車を止めてから、チケットの捜索をした。
帰りは、スロープを上る途中に機械があるので、
「絶対に無理!」とパニックになった。
駐車場の警備員さんに事情を話して、
代わりに清算済みのチケットを機械に入れてもらい、
バーを上げてもらいましたが、
「なんで、自分がそんなことしなきゃいけないんだ。
はいはい、わかりました。
車、動かしてください。」
と、大変不快な顔をされました。
こんなことがあったので、かなり落ち込んでいます。
橋を渡る、駐車場に止める・・・。
普通の人が難なくやっていることがどうして自分にとっては
「一大事」になってしまうのか?
お医者様は、パニックを抑制するお薬として
四逆散を処方してくださいました。
決して、いらいらはしない。
ただ落ち込むだけ。
でも、1月30日まではどうしても元気でいたいから、
あと1週間は無理はしない。
何としても生き延びて、ナゴヤドームに行かなければ!!