”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

日高昆布漁見学

2017-08-07 17:05:29 | だし

だしソムリエ協会認定講師の研修で、北海道へ。

日高昆布漁の見学をさせていただきました。

 

日高昆布漁が行われるのは7月~9月。

日高昆布は、すべて天日干しのため、そこまでの天候を考慮し、

漁に出るかどうかが決められます。

ですから、出漁するのは3か月のうち20日くらいだそうです。

  

では、漁の様子をご覧ください。

 

サイレンが鳴り、白い旗が上がったら出漁の合図。

鍵竿を使って、昆布を採っています。

  

  

採れた昆布は、岸に停めてある軽トラで浜の干場(かんば)に運ばれ、

クレーンで降ろされます。

 

 

さあ、ここからがスピード勝負です。 

おじいちゃん、おばあちゃん、おかあさん、お子さんたち、

一家総出で昆布を干します。

  

  

高校生のお嬢さんがやっているのは、

昆布を引きあげた時に、岩が付いてくることがあり、

それを切り離す作業をやっています。

  

昆布が根を張ると、岩がもろくなってしまい、

一緒にくっついて引き上げられてしまうのです。

昆布の根っこが、岩をがっと掴んでいますね。

  

 

昆布を抱えて干場を走り、昆布を並べていきます。

まるで新体操のリボンを扱うように、昆布を干していきます。

  

 

一面に並べられた昆布。

干すことにより、おいしいだし昆布となっていきます。

   

 

昆布も色や幅がずいぶん違います。

幅が広く、真っ黒でツヤがあるものが上質だそうです。

  

 

私も昆布干しをやらせていただきましたが、不格好ですね。

   

  

最後に昆布を持って喜んでいる私をご覧ください。

   

昆布レポートは、続きます。

 

コメント (2)
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