先日、サラダ小松菜を見つけたという記事を書かせていただきましたが、
今日、直売所で「サラダ春菊」を見つけました。
袋から出してみましょう。
葉が大きく切れ込みが浅い大葉種ですね。
大葉種は、主に西日本で栽培されています。
香りはやや少なく、味にくせがないので、
サラダなどの生食にも利用されてきました。
静岡では、春菊と言うとすきやきに使われるアレですよね。
香りが強く、葉っぱがギザギザしたものを思い浮かべます。
私は、香りが強い野菜が大好きなので、
すき焼きに入れる「ギザギザ春菊」も
太い茎から葉だけを外し、サラダで食べていました。
時々、「葉がもさもさするなぁ・・・。」と感じることもありましたが、
香りを楽しむことが優先でした。(*^-^*)
この「サラダ春菊」は、葉も柔らかく、香りもマイルドなので、
これまで春菊が苦手と言っていた人でも、
加熱調理から始めれば、克服できそうな気がします。
それにしても、今まで加熱調理でしか食べてこなかった野菜を
サラダ〇〇として生食用に品種改良することが増えてきたように思います。
農林水産省がまとめたニッポンの野菜事情によりますと、
野菜の消費量は減っているのに、
サラダの購入金額は増えています。
その背景には、単身者、高齢者世帯、共働き世帯の増加があります。
健康のために野菜は食べなきゃ・・・とは思うけど、
丸ごと1個買っても使い切れない、
調理に時間をかけられない・・・。
手っ取り早く調理できるサラダ〇〇という品種は
これからも増えていくのでしょうか?