”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

あまびとのもしお

2015-07-07 11:03:56 | 調味料

Facebookのお友達、広島のふーちゃんは、

こんな立派な「土器」も送ってくれました。

 

 

   

  

これは、海人の藻塩(あまびとのもしお)というお塩です。

 

 

淡いベージュの色がすてきですね。

  

  

藻塩というのは、かつて「玉藻」と呼ばれていた

ホンダワラなどの海藻を使用して作った塩のこと。

まろやかな味わいで、うまみが凝縮しています。

  

  

この藻塩作りは、1984年に現在の呉市蒲刈町にある沖浦遺跡から

古墳時代の製塩土器が発見されたことがきっかけとなって、

研究が始まったそうです。

  

そして、10年の研究を経て、現在の藻塩の製法が確立されました。

  

 

この藻塩のおいしさを味わうには、シンプルな料理が一番。

 

  

藻塩のおにぎりと、ズッキーニの浅漬けを作りました。

実は、この緑のズッキーニもふーちゃんが育てたもの。

家にあった黄色のズッキーニと合わせて、薄切りにし、

2パーセントの塩で揉んで、2時間ほど冷蔵庫に置きました。

上にのっているのは、やはり以前ふーちゃんが送ってくれた

広島産レモンで作った塩レモンを刻んだものです。

  

  

古代、藻塩を作っていた海人と

現代を生きる野菜づくりの達人に感謝して、

いただきま~す。 (*^_^*)

 

コメント
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