”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

遠州の伝統食 おはたきの勉強会

2015-07-08 12:31:02 | 食育

遠州地方、特に大井川~天竜川にかけての地域では

昔から、うるち米の「くず米」を粉にしたものを使って、

おはたきというお餅が作られていました。

  

今でも、おはたきは直売所や道の駅で売られていますが、

今のおはたきは昔のものとは比べ物にならないくらい

おいしいお米で作られていたり、

もち米が加えられてなめらかな口当たりになっています。

  

 

中遠の農山漁村ときめき女性のグループでは、

この伝統食おはたきを、今年度の食育のテーマに決め、

昨夜は第一回の勉強会が開催されました。

  

 

今回は、プレーンなもち米入りのおはたき以外に、

みかん、お茶、いちご、ドライトマト、黒米、黒豆入りの

ものも作りました。(黒豆以外はパウダーにしてあります。)

 

  

 

米粉と水を混ぜて、餅つき機にセットします。

 

  

  

  

 

蒸し上がりは、こんな感じになります。

  

  

 

みかん、お茶、いちごは、蒸し上がってから加えます。

  

 

  

これは、色をきれいに保つためです。

  

  

ドライトマト、黒米、黒豆は最初から米粉と一緒に

餅つき機にセットします。

  

  

つき上がったものは、手でのばし、

竹を半分に割った筒に入れ、

形を整えます。

  

 

  

  

それをスライスしたものを焼いたり、煮たりして

まさにお餅のように食べるのですが、

うるち米で作られているので、

伸びるわけではありません。

ただ、胃にもたれないという理由で、

お餅よりもおはたきを好む方もいらっしゃいます。

  

 

さあ、次はこのおはたきの新しい食べ方を考えなくては。

頑張ります。 (^^)v

 

コメント
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