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”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

畑から煙が・・・

2014-10-01 09:09:32 | お米 

昨日の午前中のこと、

我が家の向かい側にある畑から煙が上がっていました。

  

もみ殻が山のように積まれ、真ん中の煙突のようなものから

もくもくと煙が・・・。

このもみ殻は、先日この畑の持ち主である農家さんが

稲刈りをしていましたので、

その時に出たものと思われます。

  

 

何をやっているのか、

疑問に思うとどうしても尋ねたくなってしまうのですが、

探しても周りに人はいません。

 

 

それから、約6時間後。

やっと、農家さんが畑にいるのを見つけ、質問してみました。

   

  

「もみ殻燻灰(くんばい)」を作っていたそうです。

これは、もみ殻を燻し焼きにして、炭化させたもの。

真っ白な灰になる手前の、この状態に仕上げるのだそうです。

  

  

この燻灰には

 ・カリウム分が多く、良い肥料となる。

 ・排水性に優れている。

 ・雑菌を抑え、微生物の増殖を促進する。

といった効果があり、土壌改良剤として利用することができるそうです。

  

 

この農家さんは、もともとは温室メロンの生産者でしたが、

今は野菜と鉢物の花を作っています。

鉢の下にこの燻灰を敷くと、排水効果が高まり、

根張りも良くなると話してくださいました。

 

煙の正体がわかって、もやもやしたものが消えました・・・。 (^^)

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麹にふさわしいお米

2014-09-10 09:10:08 | お米 

8月22日にJAとぴあ浜松女性部さんが主催する

塩麹と塩ヨーグルトの講座があり、

講師を務めさせていただきました。

   

その時、仕込んだ塩麹、

今になってやっと芯が取れてきました。

 

塩麹を仕込んだ経験がある方は、もうおわかりかと思いますが、

夏場なら1週間以内で完成するのが普通です。

仕込みから2週間を超えているのに、この状態というのは

私も初めての経験です。

  

  

何が原因か、思い出してみましょう。

  

今回の麹は、JAさんの加工室にある発酵機を使って作られました。

その際に使用したお米の一部に

ミルキークイーンという品種が使われました。

出来上がった麹には、硬いかたまりがいくつか見られ、

JAの担当者様が大きなものは取り除いて準備してくださいました。

    

ここで、麹にふさわしいお米の性質を見てみましょう。

 ・蒸した時に上粘りがないこと

 ・蒸した時にお米の散り具合がよいこと

と、あります。

  

一方、ミルキークイーンの最大の特徴は

「低アミロース米」であるということ。

アミロースは、お米に含まれるでんぷんの一種ですが、

アミロースが多いお米はパサパサ系。

低アミロース米は、その反対ですから、

モチモチ系で、しかも炊飯時にべちゃっとはならない。

ご飯としていただくのには、日本人好みの品種と言えるのでしょうが、

この粘り気が、麹には不向きだった・・・のでは?

  

  

時間はかかりますが、やっと芯も取れてきたので、

この「ミルキークイン塩麹」は大切に使います。

それに、麹にふさわしいお米について

考える機会を与えていただいたのですから、

これは貴重な経験だと思っています。 (*^_^*)

  

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ヒノヒカリ

2014-04-26 14:12:27 | お米 

鹿児島に滞在中に食べていたお米、ヒノヒカリ。

Img_8975

九州を代表するブランド米です。

 

コシヒカリを父に、黄金晴(こがねばれ)を母に持つヒノヒカリは、

1979年に宮崎県総合農業試験場で研究が始まり、

その10年後に誕生しました。

 

コシヒカリの特徴やおいしさは言うまでもありませんが、

黄金晴というのは、1981年に愛知県で誕生した品種です。

とにかく病気に強く、収量も多いのが特徴。

ということは、ヒノヒカリは

お父さんの味の良さとお母さんの力強さを持ったお米

と言えるでしょう。

 

ヒノヒカリの最大の特徴は、その粒の小ささ。

でも粒に厚みがあるので、炊き上がりがふっくらしています。

つやがあって、一粒一粒がキラキラと輝いています。

コシヒカリほどもっちりした感じではありませんが、

ほど良い粘りと甘みがあり、

飽きのこない味が愛される理由かもしれません。

 

 

袋井で食べるお米は、

龍の瞳のように大粒の方向へ向かっていたので、

小粒の九州のお米はとても新鮮に感じられました。

 

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好評につき

2014-03-19 09:01:09 | お米 

16日までの期間限定販売の予定だった

あの和色おはたき餅ですが、

好評につき、販売期間が延長となりました。 ヽ(^o^)丿

 

Img_8739

 

さらに200パック追加で製造中!!

販売は、在庫終了まで続きます。

 

前回、タイミングが合わずお買い求めできなかった方、

もう一度あのおはたき餅が食べてみたいと思われる方、

掛川駅構内 これっしか処へぜひお出かけください。

 

遠州の「もったいない精神」が創り出した伝統食 おはたき餅に、

遠州の農産物を使って自然の色を付けました。

かわいい和色おはたき餅

皆さまのお越しをお待ちしております。 (*^_^*)

 

※お問い合わせは

これっしか処  TEL (0537)22-1616まで

 

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1年半の難産の末…

2014-03-11 09:32:41 | お米 

2012年の秋から2013年の初めにかけて

私はこんな記事を書いてきました。

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20120907

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20120909

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20120926

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20121108

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20130127

 

 

このあとも「おはたき」の商品開発は続き、

ついに昨日、

和色(なごみいろ)おはたき餅

として限定販売が開始されました。

Img_8742

 

1年半の難産の末、生まれたこの子は

袋井産のお米をベースに、

掛川・菊川産のいちご、みかん、黒米、トマト、お茶を練り込んで

自然なやさしい色に染まり、

しかも食べやすい一口サイズ。 (*^_^*)

 

 

本日の中日新聞にも掲載されました。

Img_8744

 

3月10日~16日まで、JR掛川構内の

「これっしか処」で販売されます。

1袋(6種各3個の18個入り) 430円

 

 

ご旅行や出張、通勤、通学で掛川駅を利用される皆さま、

ぜひ、この子に会いに来てください。 (^^♪

 

※お問い合わせは

これっしか処  TEL:0537-22-1616

までお願いいたします。

 

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