UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ヒトはみかけによらない、よる、よらない、よる?・・・・

2018-07-18 02:11:42 | 日記
7月7日の朝日新聞に、前日のオウム関係者の大量処刑に関する、当時事件にかかわった政界関係者の声が報じられていました

亀井静香氏(元警察官僚、元自民党議員で地下鉄サリン事件のとき村山内閣の運輸相)、長年「死刑廃止議員連盟」の会長を務めていた同氏の言
「人が人の命を奪うことで裁くことには根本から反対だ」

武村正義氏(事件当時蔵相):TBSの番組で松本死刑囚について、
「23年も生きていたというのは腑に落ちない。もう少し早く死刑が執行されて当然じゃなかったか」

有田芳生氏(立憲民主党、当時ジャーナリストとして松本死刑囚の裁判を傍聴)
「精神鑑定は後世に耐えられるものだったか。心神耗弱、心神喪失の場合には死刑を執行できない」

井上義久氏(公明党幹事長)
「法に従って法相が執行することは、尊重しなければならない」とした上で「個人的なことを申し上げると死刑制度には反対だ」

亀井静香氏は警察官僚としての経験から冤罪は起こり得るとの考えの持ち主、死刑廃止議員連盟の会長を長く務めておれらましたので、当然とはいえ、まっとうな発言です。

かつて自民党議員でもあった武村正義氏、議員を辞めてからも湖国の政界に大きな影響力を持っているようであり、一見知的そう、原発問題をはじめ政府批判の歯切れも悪くなく、野党支持の市民にも受けの良い人物のような印象だったのですが、意外でありました。人は見かけによらない方でありました。「もっと早く執行しろ」とは、なかなか乱暴で恐~い方であり、いささか知性に欠ける人物であることがわかってしまいました・・・こういう方とは、GGI、あまり付きあいたくないですね・・・

有田氏の意見は当然でありますが、日本の刑事司法は後進国並みでありますから、日本の裁判では心神耗弱や心神喪失など、精神の異常を理由に死刑の執行が中止されることはまずありませぬ。また、弁護側の医師などの専門家による精神に異常を来している徒する鑑定結果が採用されることもほとんどありませぬ。ずいぶん以前のことですが、「佐川君」という青年がパリで女性を食べてしまうという事件がありました。この青年、精神に異常を来しているとして刑の執行を停止されて釈放され、帰国するに至っていますが、このようなことが日本で起きることはとうてい考えられません。

公明党の井上氏、「個人的には」と断った上での発言ではあるものの、政権与党の幹事長でありながら、明確に死刑に反対であることを会見でお述べになったのはなかなか立派であります

ちなみに、これまでに類を見ない大量処刑の前夜、上川法相とともに自民党議員たちの酒盛りに顔を見せて上機嫌であったアベ君、翌日、記者の問いかけに無言で通り過ぎたそうです・・・まあ、ヒトは見かけどおりということもあるということでありませう・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

今日の写真は本文とは関係ありませぬ。昨日の温度計を撮ったものです。温度計は見かけによりますから、クリックしてご覧になるとうだる暑さが伝わるかもしれませぬ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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