透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

902 甲州市大和町初鹿野の火の見櫓

2017-10-09 | A 火の見櫓っておもしろい

 道路またぎ櫓を見てから、中央道ではなく、国道20号を帰ってきた。途中で出会った火の見櫓を順に載せていく。火の見櫓は全部で27基(再訪したもの2基を含む)。


902 撮影日 171009 

 JR甲斐大和駅前に立っている火の見・・・、立体構造ではないから櫓ではないし、かと言って梯子でもない。これは何んだ? 火の見梯子かな・・・。




鋼管2本を細い鋼管の横架材で繋ぎ、各フレームにブレースを入れている。その横に梯子を付けているが、優に10メートルを超える高さまでこのような仕様の梯子を登るのはとても怖いと思う。

この火の見櫓を見てから国道20号を帰ってきた、途中あちこち寄り道をしながら。


 


901 甲州市大和町の道路またぎ櫓

2017-10-09 | A 火の見櫓っておもしろい


901 山梨県甲州市大和町鶴瀬の火の見櫓 4脚444型(道路またぎ)撮影日 171009

 山梨県の甲州市(*1)にも道路をまたいで立っている火の見櫓があることが分かり、今日(9日)出かけてきた。勝沼ICで中央道を下り、国道20号(甲州街道)を大月方面へ4キロほど進んでここに着いた。所要時間は予想通り1時間半だった。①の手前の道路が国道20号。



国道20号から枝道に入ると、この火の見櫓が道路をまたいで立っている。ただし今まで見てきた道路またぎ櫓とは様子が違う。櫓の下部をカットして、鉄骨のフレームの上に載せたものと思われる(④、⑤の様子から判断した)。この姿を見て北安曇郡池田町正科の火の見櫓(⑩ 撤去され、現存しない)と似ていると思った。踊り場のところに四方から控え柱をあてている。



反対側から見る。東向きとなるため逆光、上手く撮れなかった。このような状況だと曇りの日の方が好ましい。



櫓の柱材(山形鋼)をH形鋼のフランジに固定している。



脚部のアーチ部材もカットして下フランジに載せていることが分かる。



道路をまたぐフレームの下から火の見櫓を見上げる。

*****



直線で構成された屋根と見張り台。端正で美しい。



踊り場と控え柱



道路をまたぐ櫓の脚、というより架台。



北安曇郡池田町正科にあった火の見櫓。


*1 甲州市は2005年11月に塩山市、勝沼町、大和村が合併してできた。