(再)安曇野市豊科 3柱〇〇型ショートアーチ脚 2023.01.05
■ 安曇野市豊科新田区の御柱は火の見櫓の隣りに建てられる。御柱と火の見櫓の期間限定(今年は01.04~01.09)のツーショットを見ることができる。見に行くのは今年で何回目だろう。
豊穣を願う福俵、色鮮やかな柳花や巾着を纏う御柱
安曇野市三郷明盛一日市場の御柱 撮影日2023.01.05
御柱と聞けば諏訪大社の御柱が浮かぶ人が多いと思うが、これは松本・安曇平の正月の伝統行事の御柱。
三郷明盛一日市場の御柱を見に行って来た。この御柱は恵方に正面を向けて建てるそうだ。去年の恵方は北北西で正面からは逆光で上手く撮れなかった。今年の恵方は南南東で撮影条件が良かった。 後方の白い山は安曇野のシンボル・常念岳。
子孫繁栄の願いをストレートに表現している。下の写真でこのことが分かる。
御柱のてっぺんには女性の抽象的表現の飾り
二子玉の男性の具象的表現 18禁的飾り
御柱は歳神様の依り代だという。歳神様はこの御柱を頼りに降臨する。厄神が嫌う奇麗な飾付けをして、歳神様だけが降りてくるようにしているとのこと。
御柱の脇に大黒天像碑(左)と文字書き道祖神(右)が祀られている。道祖神は猿田彦命(猿田毘古神)を祀っているという説がある。猿田彦命は邇邇芸命(ニニギノミコト)が降臨した時のナビゲーター。このことは御柱の多くが道祖神の脇に立てられることと無関係ではないと思う。猿田彦命が歳神様の降臨も案内しているという考え方。道祖神が厄病神や貧乏神などの厄神の集落への侵入を防ぐキーパーの役目も負うていることも、関係がありそうだ。
更なる厄神が降りて来ませんように・・・。