透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

旧武川村のマンホール蓋

2022-12-16 | B 地面の蓋っておもしろい




  山梨の山荘からの帰路、北杜市武川町三吹で見た最後の火の見櫓、27基目(過去ログ)を背景に旧武川村のマンホール蓋の写真を撮った。

マンホール蓋(直径60cm)に円を入れてその外側に稲穂と「むかわ」「農集排」という文字を入れている。円の内側には中央に滝(精進ヶ滝)、左側に桜(山高神代桜)、右側に松(舞鶴松)を配している。この桜と松は国の天然記念物だという。無難にまとめたという印象のデザイン。

上の写真に舞鶴松と国道20号の案内板が写っている。


この火の見櫓とマンホール蓋を見た後、自宅目指して国道20号をひた走った。で、自宅着5時40分、走行距離は158km(2日間 計339km)だった。火の見櫓巡りをする時は思いのほか歩く。11日の歩数は約5,700歩、12日は約1,800歩だった。

本稿で11,12両日の火の見櫓巡りの記録を終了する。


 


北杜市武川町の火の見櫓2 ○

2022-12-16 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)北杜市武川町 4柱44型トラス脚 2022.12.12

 スケッチしたくなるような風景。


櫓の上半分以上が逓減していない。


見張り台の下にサイレンが設置されている。見張り台の手すりの飾りは膨らみ過ぎた逆さハート。見張り台の両側に消火ホースを引き上げる滑車が取り付けられているが、片方は欠落してしまっている。




 


北杜市武川町の火の見櫓1 ○

2022-12-16 | A 火の見櫓っておもしろい


(再 過去ログ)北杜市武川町宮脇 4柱44型ブレース囲い 2022.12.12

 櫓の構成が火の見櫓らしくないのは交叉ブレースのせいだろうか。踊り場が2か所ある背の高い火の見櫓。午後3時過ぎに見たが、初冬の日は短く、既に夕方。背景の山並みは八ヶ岳(で間違っていないと思う)。


撮影する方向によって印象が随分変わる。バックの右側は甲斐駒ヶ岳。この個性的な山容で分かる。






ダイヤ形のブレースの下側が基礎に埋まっているので櫓内に入る開口が確保できている。なんだか送電鉄塔のようだなぁ。


 


山の名は? 山荘で語らう遥か昔の想い出

2022-12-16 | A あれこれ




 山荘の窓外に望む南アルプスの山2座、どちらも同定に至らず。②の中央は間ノ岳か?


11日は集まった仲間がそれぞれ持参したワイン、ビール、日本酒を飲みながら山荘を設計した頃、遥か昔の思い出話を夜中まで。翌12日の朝、積雪あり。雨は夜更け過ぎに雪へと変わったのだろう、山下達郎の歌のように。昼近くまで山荘でまったり過ごし、その後キッチリ掃除をして山荘を後にした。

 
左:富士川口湖町で昼食。山梨に来たんだから「ほうとう」でしょ。
右:食事をした「ほうとう不動」の駐車場から見た富士山。 2022.12.12

食事の後、首都圏組と分かれて帰路に就いた。精進湖付近まで国道138号を引き返して国道358号に入り、山中を甲府へ向かった。甲府の郊外で国道20号で富士見町から長野県入り。このルートは既に通ったことがある。途中、北杜市内で火の見櫓を3基見たが、いずれも既に見ているものだった。


 


本栖湖と富士山

2022-12-16 | A あれこれ


本栖湖越しに見る富士山 2022.12.11

独立峰にして国内最高峰、整った山容。この国に富士山があって良かった、と思う。


本栖湖。ここから本栖湖北側をなぞるように国道300号を進む。
国道139号に入り、本栖湖の反対側にある山荘に向かう。


山荘到着午後3時30分 自宅からの走行距離181km


身延町中ノ倉の火の見梯子 ○

2022-12-16 | A 火の見櫓っておもしろい


1432 身延町中ノ倉 火の見梯子控え柱付き 2022.12.11

 この日最後、24基目の火の見櫓は国道300号沿いに立っていた。写真の道路を奥から手前に向かって登ってきてこの火の見柱と出合った。


半鐘と木槌を小屋根の下に吊り下げてある。消防信号板もある。基本的な要素を備えたプリミティブな火の見梯子。


半鐘を叩く時の安全確保を意図して、電柱などで作業する際に使う墜落制止用器具と同じ機能の(名前があると思うが分からない・・・)もの、をきちんと設置してある。これを背に当てて半鐘を叩くという使い方をすると思う。実際に使うところを見たいものだ。


 


身延町古関の高さかせぎ ○

2022-12-16 | A 火の見櫓っておもしろい

 中間の目的地に設定していた古関郵便局に着いた。すぐ近くに土地の高低差を利用した「高さかせぎ」が立っていた。この日、23基目の火の見櫓だ。円形の見張り台はこの地域では珍しいのかな。


1431 身延町古関 4柱4〇型トラス脚 2022.12.11


火の見櫓は背が低いが、土地の高低差を活かして道路よりどの位だろう・・・、3,4m高い所に建ててあるので、周囲の集落が俯瞰できる。


道路から見るとこんな様子。


屋根が一部欠損している。屋根葺材(鋼板)は薄いし面状部材だから雨水が残存しやすく、風圧も受けるので他の部位と比べて欠損し易いということだろう。

外付け梯子で櫓から持ち出しされた踊り場・カンガルーポケットまで櫓沿いに登り、櫓上部は外付け梯子を直登するようになっている。





身延町常葉の火の見櫓 ○

2022-12-16 | A 火の見櫓っておもしろい


1430 身延町常葉(*1)(身延町下部消防団第一分団第二部詰所)4柱44型トラス脚 2022.12.11

 身延町内を国道300号で東進、設定してある関谷郵便局を目指す。途中でちょっと脇道に入ってみた。狭い生活道路を進み、この火の見櫓と出合った。


4柱44型で見張り台がやや大きめ。櫓の中間にカンガルーポケットな踊り場。脚はトラスを構成していないなんちゃってトラス。後ろの白い2階建ての建物は消防団詰所(身延町下部消防団第一分団第二部詰所)。


カチッとしたスクエアな見張り台。2面にL形の消火ホース掛け。幅広なターンバックルのリング。屋根に避雷針、風向計、蕨手の標準装備。


なんちゃってトラス脚。詰所外壁に消防信号板あり。


*1 カーナビが示した住所に依る。詰所の館名表示は身延町下部となっている。