透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

835 根羽村の火の見櫓

2017-07-15 | A 火の見櫓っておもしろい

 岐阜・愛知両県に境を接し、長野県最南に位置する根羽村の火の見櫓。松本インターから高速に入ったのが朝5時、根羽村には7時過ぎに着いた。


835 根羽村下町の火の見櫓 撮影日170715

4脚44と略称される火の見櫓。櫓は直線的でカチっと硬い印象。



反り付きの急勾配屋根は見張り台に比して小さい。てっぺんの避雷針に矢羽形の風向計、軒先に小ぶりな蕨手が付いている。4角形の見張り台の手すりは平鋼で、櫓同様直線的な構成でカチっと硬い印象。床面の4隅にほお杖を突いている。消火ホース掛けと思われるフレームがやけに目立つ。



脚元は4面の内、1面だけブレースを設置しないで、櫓内部への出入りを容易にしている。



櫓の内部に入って上方を見る。梯子段の数とピッチにより見張り台床面の高さは12m超。