651 諏訪郡原村中新田南 撮影日160924
■ 原村から富士見町に向かって走行中にこの火の見櫓に遭遇した。前面道路側から写真を撮りたかったが、そうするとゴミステーションが手前に写ってしまうのであきらめて後方から撮った。火の見櫓の全形が写っているから、この方向からで良かった。
3角形というか、立体形としては3角錐台の櫓で、その1面を梯子状に構成し、他の2面はブレースを入れて構成している。このブレースの入れ方は構造的に理に適っているのだろうか。まあ、今まで何回も地震や強風に遭っているだろうが、こうして立っているのだからOKなのだろう。
屋根は反りのついた3角錐。半鐘用に小さな切妻屋根が設置されているが、破損している。残念。
半鐘の表面には寺の梵鐘と同様の意匠が施されている。表面に何も無いつるりんちょな半鐘より趣というか、風格がある。