■ 月に数回、出社前に渚のスタバで少しまとまった時間を読書に充てている。
朝のスタバで先日買い求めた『メディア・モンスター 誰が黒川紀章を殺したのか?』 曲沼美恵/草思社を読んだ。600頁を超える分厚い本だが、およそ半分を読み終えた。
黒川紀章が学生の時、実家で家族全員で撮った写真や、駆け出しの頃、アルバイトの学生たちと事務所で撮った写真などは初めて目にした。
それにしても細かなことまでよく調べたものだと思う。カバー折り返しにあるプロフィールによると著者はフリーランスとなる前は日本経済新聞の記者として東京都の行政や雇用問題、教育問題、脳死臓器移植問題等の取材に携わっていたとのこと。ならば、関係者への取材はお手のものだろう。
今月24日付の信濃毎日新聞の書評欄で藤森照信さんはこの本について**黒川紀章、この一冊をもって瞑すべし。**と書いている。
読了後、改めて書きたい(というパターンがこのところ多い)。