透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

536 安曇野市豊科の火の見櫓

2015-05-09 | A 火の見櫓っておもしろい


536 安曇野市豊科(豊科高校の南側)の火の見櫓 撮影日150509

 まだ身近な地域で未見の火の見櫓に遭遇することがある。長野県内のすべての火の見櫓を見つくそうなどという壮大なもくろみがあるわけでもないから当然だ。今朝、豊科まで狛犬に会いに行って、偶々この火の見櫓に出会った。分団詰所の横に火の見櫓の後継の防災行政無線柱と一緒に立っていた。 

3角形の櫓に6角形の屋根と同じく6角形の見張り台から成る火の見櫓。

踊り場の造り方がユニークだ。東信地区には細身の櫓の外側1面にカンガルーポケット(と勝手に名付けた踊り場)を付けていることが少なくないが、中信地区では過去に見たという記憶がない。初見かもしれない。

梯子は櫓の外側に設置してあり、踊り場から上は落下防止かごを付けている。 梯子段のピッチと数から、見張り台までの高さを約12mと推測した。この高さまで外付け梯子を登るのは怖いだろう・・・。



屋根のてっぺんにかわいらしい飾りを付けてある。こんな形の花があったような気がするが名前は思い出せない。ミニ噴水にも見える。





上下2枚の写真を目測で適当にトリミングしたら、割とうまく繋がった。

中間の踊り場のシンプルな構成はモダンな印象で、私好みのデザイン。鋼材の特性を考えると床を支えるのに、方杖ではなく引っ張り材として上方に吊る方がよいかもしれない。

脚部はアーチを構成しているが、その下に横架材を渡し、ブレースを入れている。外付け梯子だから、櫓の中に入れるようにする必要もないのでこのようにしても支障ないが、やはり無い方が見ためには好い。


 


白馬三山

2015-05-09 | A あれこれ


春のフォトアルバム  白馬岳 撮影日150508



山の名前の由来になっている雪形「代馬(しろうま)」 従って山の名前はしろうま岳。





白馬(はくば)鑓ケ岳(左)と杓子岳(右) 撮影日150508


 


535 八方の火の見柱

2015-05-09 | A 火の見櫓っておもしろい


535   白馬村の八方尾根スキー場の近くで見かけた火の見柱 撮影日150508



■ 鋼管柱から八方に(って別につまらんシャレではなく)角形鋼管の片持ち梁を出して円形の屋根を載せている。茸に見える。

見張り台も同様の方法を採り、エキスパンドメタルを床に使っている。赤く塗装した半鐘がよく目立つ。半鐘を叩く木槌が吊り下げてあり、消防信号板も設置してある。現役かどうかは不明だが、確認する機会があると思う。

柱に付けてあるタラップは昇り降りしにくいかもしれない。

消防器具倉庫と一体に整備した比較的新しい火の見柱。