撮影120805
■ 松本市の西隣、山形村の中大池という地区の火の見櫓は消防団の詰所と共に解体・処分されてしまいましたが、地元の人たちの希望で脚部が残され、屋根を載せて東屋に生まれ替わりました。
小屋組は敷き桁を設置してアンカーボルトで固定し、隅木を掛け、垂木を取り付けるというごく一般的なものです。なかなかいいプロポーションの東屋になったと思います。
これからは地元の人たちの憩いの場として、第二の人生、じゃないか、第二の何だろう・・・を送って欲しいと思います。
在りし日の火の見櫓
長身でなかなか整った姿・形の火の見櫓でした。取り壊されてしまったのは残念ですが、その一部が別の用途に転用され、残されたのは喜ばしいことです。