白樺を幽かに霧のゆく音か 水原秋桜子
虚子の主宰する「ほととぎす」の4Sの一人。客観写生を唱える虚子と後に作風で対立しほとぎすを離脱。「馬酔木」を主宰して独立。五十崎古郷、石田波郷、加藤楸邨、中村草田男らとともに対抗勢力を作る。
高地に自生する白樺林を流れるわずかな霧の音にも感知する鋭さ。秋の深まりを感じる。
虚子の主宰する「ほととぎす」の4Sの一人。客観写生を唱える虚子と後に作風で対立しほとぎすを離脱。「馬酔木」を主宰して独立。五十崎古郷、石田波郷、加藤楸邨、中村草田男らとともに対抗勢力を作る。
高地に自生する白樺林を流れるわずかな霧の音にも感知する鋭さ。秋の深まりを感じる。