哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

白樺を 秋桜子(書)

2006-08-19 07:13:15 | 
白樺を幽かに霧のゆく音か    水原秋桜子

 虚子の主宰する「ほととぎす」の4Sの一人。客観写生を唱える虚子と後に作風で対立しほとぎすを離脱。「馬酔木」を主宰して独立。五十崎古郷、石田波郷、加藤楸邨、中村草田男らとともに対抗勢力を作る。
 高地に自生する白樺林を流れるわずかな霧の音にも感知する鋭さ。秋の深まりを感じる。


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