哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

百人一首第四十番しのぶれど(書)

2009-08-24 06:14:13 | 
しのぶれど色に出でにけりわが恋は
物や思ふと人の問ふまで     平兼盛

 誰にも知られまいと恋の相手を包み忍んでいても、物思う心は、つい顔に出てしまうものだ。近頃あなたは何か物思いをしているのではないですかと尋ねられる。懸命に隠すのだが、隠せるものではない。顔色に出ているとは、これではばれてしまうのも無理はない。兼盛は赤染衛門の父。


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