PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

…例の復刻、「ホームベース」でしたね。

2010-04-29 | 悩み

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先日某ショップ店長との会話の中でハッと気が付きましたが、あの復刻はモンテカルロではなく、「ホームベース」が復刻なのですよね。気づいていた方は気づいていたのでしょうけど、私も非常にチュードルには無知でしたね。皆様ゴメンナサイ。

ところで、カマボコクロノタイム79160のマーケット流通が顕著になってきているそうです(ステンベゼルの79180の方がお買い得ですが)。私もこの時計は好きですね。カマボコクロノタイムもデカウォッチの部類に入りますがデカウオッチとしては小さい方ですよ。でもこのくらいの大きさのデカウォッチが現代人の体格には最終的に合うのではないでしょうか。

さて気になる79160の店頭価格は日ロレメンテギャラとオリジナルギャラ付きで最低368,000~498,000円程度が多く見られます。コンディションの程度にもよりますが、某店長曰く、〝相場的にまだまだ40万円を切る値段で出せますよ。無い無いと言われているようですが、逆に玉数はマーケットで増えています〟とのことです。

確かにホームベースにしても100万円では買う気にもなりませんし、モンテカルロでも80万円では嫌ですね。カマボコクロノタイムが50万円近いなんて犯罪だと思います。ただ買いやすい時計なだけで物的に大した時計ではありませんので。

さて復刻〝ホームベース〟ですが、リリース第1年目は新品販売価格50万円台になるでしょう。定価は日本円で30万円を切るとのことですから私は2年間自分のカマボコクロノタイムでお茶を濁しておきます。結局、そんなに待つとたぶん買わないでしょうけど。


付属品、いづこへ。

2010-04-27 | 悩み

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個体のみで販売されているロレは4桁のみに許される特権です。

5桁なら付属品が在ってもおかしくはない。

6桁なら無ければ〝盗品〟か〝贋作〟かと疑ってしまう。

ゆえにロレックスの付属品はそれ自体のモノの価値以上に個体の〝出どころ〟をも勘ぐらせるロマン輝く大切なメルクマールともなっているわけです。

私は、購入直後の数時間は、個体よりもギャラに捺されているスタンプのショップ名を眺めたり、ボールペンで落書きされていることもある古いオリジナルの取扱説明書をパラパラとめくる時間が好きですね。Rolex0502rolex


パテック純正革ベルトの交換について検証する。

2010-04-25 | 悩み

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先日、都内のパテック正規店で面白いことを聞きました。私は暫くパテックのカミューフォルネ辺りに下請けさせているであろう純正革ベルトの交換を依頼したことが無かったためその担当者にこのことについて安易に聞いてみると、「パテックの革ベルトは以前は当店にて無料で交換、もしくはベルトごとお客様にお渡しできたのですが、一度パテックジャパンに出してそこで交換となります」と。

私はすかさず、大した技術も必要もしないのに、たかだかオイスターブレスのコマ外しのためにケチな料金を請求する日ロレを思い出し、そのパテックコーナーの担当者に向かって私は「いえいえ、たしかにベルト交換に面倒なモデルもありますが、革ベルトなんてここの店で交換するか、正直、自分でも出来ます。預けるほどのことでもないでしょう。逆にパテックジャパンに預けてこの金無垢ケースやラグに少しのキズでもつけられたら、そのほうがリスクですからね。和光へ行って革ベルト探して、自分でやりますよ。それに純正といっても別に革ベルトをパテックで製造しているわけではないですし。」と、いつも苦笑いをする店員に無碍に言った。

内心、「どこもかしこも単独では経営困難な金融機関のようにチンケな手数料でも取ろうとしている、親切というより気味が悪い」と思いつつ、銀座線で和光へ向かった。Photo


温故知新、チュードル再考。

2010-04-24 | アート・文化

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思い起こしますと、ステンレススティールのコスモグラフ・デイトナ16520(当時はあえて〝エルプリメロムーヴ〟搭載とは強調されておりませんでした。というのも、ゼニスのクロノと比較されることを嫌ったためです)においては、正規品(当時定価50万円)などは10年待ち、海外並行品も在庫の欠品状態が続き、さらなる異常に高騰し、現行116520なとどとは比較にならないほどのスーパースター、伝説の時計と化していた今から17年ほど前の1993年、この16520を買えない流転の〝ニワカ時計好き〟(当時の私もロレックスにとって有象無象のその一人でした)がこだわりなく転向した時計が当時現行として存在していた、TUDORのカマボコクロノタイムであったわけです。

ちなみにこの時代、エクスプローラーⅠの文字板風な〝3・6・9〟の配列の時計が他の有力メーカーでもリリースしていましたし、特にステンベゼルのデイトナそっくりなクロノもありました。現在でもオメガ社で見られるスピードマスターラインにみられるあるモデルは6263のコピーと言われても仕方がないとおもいます。

ところで最近、ショップでも頻繁にプラベゼクロノタイム79160を見かけるようになって来ましたが、79160程度で、付属品も日ロレメンテギャラも何もない個体で40万円台というのは馬鹿げています。そういうショップは何かと問題です。私の経験からすると田舎者の独善的なオーナーで接客対応や保証は最悪なはずです。

 皆さんは焦らずしっかりとした鑑識眼で満足するものをご購入ください。購入後はカマボコクロノタイムのメンテが終了してしまう前に日ロレに再度メンテを出しましょう。でもまだ大丈夫ですが。(上記画像は『Begin』臨時増刊12月号、34頁、1993年)79160


私の個人的心配事。昨今の日本ロレックスのメンテナンス姿勢(パーツ返却と料金の権利と問題)について。

2010-04-23 | 悩み

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 最近、と言いますか、ここ五年間ほど、日本ロレックスのメンテナンス姿勢について危惧していることがあります。ロレックスのメーカーとして、自身が製造した商品のメンテナンスについて独占的立場にある民間企業ロレックス社が一方的に従来または社会通念上顧客サービスに対して問題があるのではないか、という心配です。

私はロレックスコレクターですので、親ロレックス社側の考えでいましても、昨今のメンテナンス姿勢は「法的に問題が無くても、社会通念上、果たして消費者全般に理解されるものであるのか」ということです。私は法律理には明るくありませんが、〝常識〟として心配です。余談ですがフランクミュラージャパンにしても、日本正規品しかメンテナンスしないというのであれば、海外品の個体に付属している国際保証書には〝日本国内を除く〟と記載が必要かとおもいます。

お話は海外のロレックスのメンテナンス体制についてはよくは分かりませんので、日本ロレックスだけに限定しますと、以下のとおりです。

     2000年ぐらいまではオーナーへ返却していた内外装の交換修理部品(コマは除く。金無垢、プラチナ素材を含む)の返却の権利はオーナーまたは日ロレどちらにも50/50の権利があると思いますので、どちらかが一方的に権利の主張はできないと思います。例えばこれは業務用コピー機にメーカー側の権利があったり、レストランの食べ残しを客が持ち帰ることができない場合もあるからです。

② 5桁以上のオイスターモデルのメンテナンス料金には〝ケース研磨とブレス研磨〟の作業料金が日ロレではグロスで含まれています。しかし、特に4桁の個体がメンテ受付可能でも、その修理個体に付属のブレスが〝リベットは言うに及ばずカシメ、巻きブレス〟であった場合、日ロレは研磨は行ないませんし、〝刻印のある裏蓋〟の研磨も行ないません。これはグロスの作業内容としてのメンテナンス料金から、その作業不可分を差引かなければなりません。社会通念上、満額で消費者から徴収すること、これは問題だと思います。

  私はロレックスを生業にしているわけではありませんが、特にショップ側や過激なロレヲタから、所有の権利と料金を巡って、日ロレが攻撃されないかと心配でいます。まさか独占禁止法に抵触したり、公正取引委員会から指摘をうけると非常に大変なことに成ります。やはり私、心配です。Rolex0340rolex