PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

デッドストックの16520

2017-09-29 | 日記

そもそもデッドストックの定義は、店頭販売並~購入後未使用と幅が広い。

しかし、私は、付属品がすべて揃って、デッドストックの十分条件が整う、と考える。

特に店頭販売価格の伸びが急伸している16520はロレックスの5桁では顕著である。

完成されたデイトナ、という意味で16520はスーパースターである。

個体シリアルが製造年代を顕著に示すことはランダムよりも判り易いため、

P番を筆頭にA9、A7、、、と下るほど評価は低い。

しかしどうだろう、当時は今よりも時計ブームであった2000年に使わずに保管業務に今日まで

徹することができたオーナーはどれほどいたのだろうか。

いまの販売価格なら、当時の正規販売価格の何倍にもなっているのだから放出しても十分な利益である。

でもそんな個体はまず出てこない。

当然、すぐに使用しているためだ。

P番もA番も、ベゼルのキズ、ミドルケースの打ち傷、凹みをみればよくわかるし、オリジナルのギャランティーは

あっても、〝プライスタグ〟はまず付属していない。

さらに言えば、16520●、または16520〇のシールが貼られている外箱すら

無いのはデッドストックとは言えまい。

それから取扱説明書の印刷年代も個体のそれと合致する必要がある。

それからあの付属品もついている(これは案外見落としてしまうが、ここでは言えない)

完全なデットストックでP番ならば500万円、A番、それもA9ならば380万円はオーバーするだろう。

300万円以上出せるのなら、デッドストックを狙うべきである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

48回無金利、出ましたね。

2017-09-04 | 日記

私は時計に限らず高額品を買う場合、常にお店の姿勢と信用を考えている。

つまり、いかにショッピングローンの無金利を実現させる努力をしているか、ということだ。

無金利のできない店は基本的に買わないようにしている。

たとえば、KやJでは36回無金利だ。

これは10%程の値引きを意味している。

店側の負担は5%弱だが、店側のことは考えなくてよい。

つまり、以前にも指摘したが、100万円で売っている時計なら、

無金利36回を使えば、10%値引きに相当するから90万円で買ったことと同じだ。

ここで無金利36回ローンをやっていないショップは同等品を90万円で売らないと対等には立てないのだ。

こういうことも考えて購入を考える必要がある。

さらに都内ではRが48回無金利を打ち出した。

最終的にどこかのショップは60回無金利を出すに違いないだろう。

しかし、私にはもはや買いたいと思う時計はほぼない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々雑感。SEIKOのGSについて

2017-09-01 | 日記

我が国の代表的時計セイコー。

銀座の和光前に立てばそれは実感できる。

先日、セイコー正規販売店でGSの文字板ロゴを見た。

とても嫌な違和感を感じた。

従来慣れ親しんだ、〝SEIKO〟の表記が懐かしい。

そういえば、二十歳の頃、渋谷のデパートで買った5,000円の逆輸入のセイコーファイブを平気で

腕に着けていたころを思い出した。

今ではあの頃から比べると2000倍の価格の時計を着けてビジネスをしている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする