PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

腕時計について。

2016-10-31 | 日記

国内正規品を買う目的の最大の強みは純正、ということだ。

しかし、純正品であっても、メーカーからメンテナンスを拒否される時が来る。

それはいつか。

早くておおよそ30年後、長くて50年後だ。

笑うかもしれない。

それは現行品を買う、いわゆる、〝初心者〟だ。

ちょっとこなれてくると、アンティークに進む。

ココが問題だ。

多くの個体は、ほぼメーカーからメンテナンスを拒否される。

パーツがないから、という理由で。

しかし、下町の時計屋では直せるレベルの個体ばかりだ。

メーカーは言う、

〝弊社の基準を下回る修理はしない〟と。

これは非常に正しい。

それもそうだ。50年前のパーツを1000パーツぐらいストックしているのならまだ

いいのだが、修理を熱望するヲタは1000人できかない。

すぐに枯渇してしまう。

では下町の時計屋はどうか。

そこそこの修理はする。

1019の耐磁性検査はできないが。

円滑に動けばいいレベルという基準。

だから、純正パーツにはこだわらない。

これも非常に正しい。

あとは所有者のオルナティブの問題だ。

しかし、確実にやってくれるメーカーがある。

パーツがなければ作ればいい、という至極当たり前の考え方を〝してくれる〟メーカーがある。

金と時間はかかるが、ガッツリと請け負うメーカーが確実に世界に一社だけある。

子から孫へ、孫から曾孫へ、曾孫から玄孫へ、玄孫から来孫へ、来孫から昆孫へ、昆孫から仍孫へ、仍孫から雲孫へ、雲孫からまたその子へ…。

と会社が未来永劫続く限りやってくれるメーカー。

それが、ご存じ、〝PATEK PHILIPPE〟社である。

これは大変な責務。

だから他社と一見同じように見えても高額なのは当たり前なのだ。


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田中角栄の腕時計。

2016-10-28 | 日記

ヨッシャヨッシャ。

田中角栄の腕時計はパテックのカラトラバだ。

以上。


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文字板への投資はほどほどに。

2016-10-27 | 日記

ここ10年、金儲け主義のショップオーナーらによる時計雑誌とショップの誘導によって

特にロレックス、いやロレックスのみ文字板にもう一本同じモデルのロレックスが買えてしまう

ほどの販売価格が横行していることは、諸兄もご存じなことだろう。

たとえば、、

ポールニューマンダイヤル。

6263、6265など手巻デイトナのデイトナ表記なしダイヤル。

6263、6265など手巻デイトナのブラウンインダイヤル。

1655のアイボリーダイアル。

14270のブラックアウト。

16520のブラウンインダイヤル。

5513のマークシリーズ。

1665のマークシリーズ。

16710のスティックダイヤル。

16523、16528の段落ちインデックスダイヤル。

16618のバイオレットダイヤル。

などなど。

よくまぁ、マイナーチェンジをするたびに異常に破格なプレミアムを付ける姿勢は感心する。

こういうものにそういうボッタくりでウンチクを垂れるショップでは私は絶対に買わないことにしている。

そもそも、私がロレクションを始めた2000年前後は文字板だけのデザイン違いで上記のような多くの

ボッタくりプレミア価格の付く根拠なんてなかった。

ましてマークⅡとかマークⅢなんというのもなかった。

ただ、ロレヲタやエンスー間では情報として共有しているだけだったし、6263は130万円、ポールニューマンは

220万、1019は40万、1665は25万。1675のSSや5513は20万程度で販売されていた。

1601SSは10万で私は買った。

結局、ショップは売れてきたから更なる貪欲な儲け主義を貫徹すべくプレミアの根拠を考えたか、売れなくなってきたから

考えたか、それは今となっては後者だろう。

しかし、そういう売り手側の商売手法は一方的に批判されるべきではない。

買い手側が十分に納得すればそれでよい。

しかし、騙された、とおもうのは、ショップにそのプレミアロレックスを買い取り、下取りに出して査定された額に驚愕する

ことになるだろう。

それが、意味のない、価値のないものだったと人生訓として意義のある経験にはなるのだが。

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初心者について。

2016-10-26 | 日記

確かに私は最初に購入したのはバイト代をためて買ったステンレスのオイスターパーペチュアルデイトのシルバー文字板だ。

3年後に次に買ったのもステンレス製の14060。

最初から10年後に118238を買った。

だから私は初めから金無垢ロレックスを買い続けたわけではない。

ごく普通の人間だった。

ロレヲタでもなくいわゆるロレックスエンスー〝初心者〟でもなかった。

プロフェッショナルなステンレスのロレックスを冗談のつもり、軽いノリで年間に2本立て続けに買った。

これがいけなかった。

3年に1度の割合で買っていたのなら、自然消滅的にロレックスに深堀せずに済んだと思う。

この〝立て続け〟が良くなかった。

それが〝ロレクション〟、の始まりであった。

1999年から私のロレクションの始動が始まった。

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バイオレットではないM番16618。

2016-10-25 | 日記

よく見てみよう。

数字の0が縦長の0、となっている。

1990年前後の16618も、2008年ラストの16618、バイオレット青サブに、

この数字の0の形状はない。

バイオレットの0は、アルファベットのOに似た〝O〟である。

しかしながら、多くの青サブはこの文字板タイプになる。

それにしてもノーマル文字板で、見た目に美しいものはこの光沢のあるバイオレットカラーのみ

だと思う。

あとは高額ながら宝飾文字板。

これは当たり前だ。

ノーマルで綺麗な文字板は、〝16618×バイオレット文字板〟がまだ買いやすい。

16520の乳白色の陶文字板や1655のそれも見たが、〝16618×バイオレット文字板〟以上の美しさ

を感じなかった。

ご存じの諸兄もそうはお思いにならないか?




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