PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

日々雑感。うんざりな記事。

2020-08-07 | 時計


時計雑誌でオーナーに、所有している時計のストーリーを聞いてくる記事がよくあるよね。

もっともらしく、オーナーと時計のストーリーをさ。

あれって、聞くほうも聞くほうだけど、物語っている、それもまじめに、7割ほど脚色して、応えている

オーナーって恥ずかしいよね。

だってさ、雑誌でショップ店長がダラーっとポールニューマン着けていたから、とか、クリントイーストウッドが

16753の茶金つけていたからとか、金持ちの友達がデイデイターだからだったから、とかなんて言えるの??

みんな多くは先行者がいるんだよ。

偶然、運命的に買った。なんて無いだろう。

みんな最初は、〝まねっこ ラッコ、まねレンジャー (^^♪ 〟なんだから。

こんな、コロナ時代なんだから、気軽に、力まずに、本当のこと言おうよ。

直ぐに記事の結論が出ちゃうぐらいにさ。

私はすべてはビギン、臨時増刊号のロレ病棟から始まっているんだから。

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First JN 3700/1J

2014-06-16 | 時計

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先週土曜日にシンガポーリアンの友人の雑談の中で、欧州、特にイタリア、ドイツではステンレススティールのFirst JN 3700/1Aよりもゴールド無垢3700/1J(見かけは同じ3700/001Jは2割安)に非常に人気があり、450万円オーバーの実勢取引になっているとの話。

さすがに近年のパテックの常軌を逸した現行中古5711/1A290万円オーバーのボンバープライスの状況下で3700/1Jのマーケットストックは世界的にあるはずもなく、ここにきてようやくステンレススティールよりも本来の〝価値〟が正常に認められるようになった。

早速、彼から私のFirst JN 3700/1J、を購入したいとの知らせではあったが、500万円まで待ってみたいと思う。


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悪いとは思わない、でも良いとは思えないね。

2014-05-15 | 時計

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一年前の店頭価格を知っているから買えやしないし、買いたいと思える中古ロレックスやパテックなんてない。ない、どころではない。ぜんぜんない。

さりとて海外オークションではどこの国の田舎者かわからないが、店頭価格以上の高値でホイホイ落札している始末。

店頭でいろいろ見ても悪いとは思えない、でも良いとも思えないものばかり。結局以前に似たような時計を買って売却しているからだろう。

‥‥実際、はじめから〝一生モノの時計〟ってないんだろうね。

高額だから一生もの、複雑な時計だから一生ものではない。

どれだけ、思い入れがあるかどうか。残せるかどうか。

‥‥そのことだけなんだろうね。

死ぬ直前に、なんの悩みも、後悔もなく、大満足で死ぬことなんてない。

何らかの後悔や思いを残し、不満を抱きながら人は一生を終えるんだろうね。

そう考えたら、〝一生モノの時計〟ってないんだろうね。

そう思います。

それなら今ある時計、安い時代にご縁があって今所有して、現に、思い出を小さいながらも作っていっている私の時計と、これからもどれだけ人生の様々なシーンで思い出を作っていけるか。

それで残った時計が、結局、〝一生モノの時計〟ということになるんだろうね。

どんなロレックスでもパテックでも既にある時計以上に思い入れを吹き込むことができる時計なんてもうないのだろう、そう今、思えるね。


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日々雑感。

2014-04-11 | 時計

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たぶん、良い時計っていうのはこういう時計をいうんだろうね。

40㎜以上のデカウォッチとか全面ダイヤだとか色無垢だとか、妙な機能満載の機械式とか、そういう奇をてらったというか、意表を突くような、驚くような、ビックリさせるような派手な感じがしない時計。そういう時計がイイ時計の暗黙な条件なんだろうね。

私は都内の旧財閥家や華族の子孫の方々と食事をする機会もありますが、そういうローレックスやパネライを着けている方々はまず見かけませんね。90年代ぐらいまでの当時の現行三針が圧倒的に多くて、ブレス一体型のバセロンとかAPの妙なやつ。パテックだと頭3ナンバー。現行の大型カラトラバなんてそういう上流な方々の腕には似合わないから3ナンバーがちょうどよろしい。だからもちろん現行のパテックはデカウオッチすぎて買えませんので私同様にPPJの上顧客ではありませんのでパテックのパーティーへの招待状なんて来ません。

先日ある会合で旧幕臣の子孫で都内に大きく土地を持つ牧之原戻りの紳士と会食したけど、昨日の音楽業界の集会にもあったように、国税は自分が知らないことからには税金を徴収しなくて、随分とよく知っている業種からはトコトン徴税する体質があると。

人間の能力には限界があっても、公金を搾取する以上、明確な基準がなくてはならないですし、知らないうちに気づかないような微税であること。これが理想なのでしょう。そういう国造りを根幹としていれば、ふつう意味不明に8億円も個人から借りないでしょうね。


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増税と紛争前のアドヴァイス

2014-03-20 | 時計

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消費増税がカウントダウンし始めている昨今、ちょうど企業の決算期など数字的なアドヴァイス、株式投資などの金融商品、さらには復活するベンチャー事業も含めてクライアントとビジネスチャンスの懇談が長時間にわたる場合、決まってそこの役員さんと最後の90分は熱い時計談義となる。

クライアント曰く、『今はどんな時計を買ったらいいでしょうかね。あなたがしている時計は私にも似合うでしょうか。その時計派手すぎますよね。私には、、』

私、『そうですね。消費増税後はいったん中古時計は暴落するでしょうね。マーケットの需給の関係で。でもクリミア半島の紛争が長期化すれば、ある意味円安が進行する局面があるでしょうし、資産価値のある貴金属も高騰しますね。腕時計で言えば、資産価値ではロレックスの時計ですね。最低でも5桁のロレックス。そういうロレックスがあってアンティークに手を出してはいけませんよ。もともと価値なんてニッチなものですから。そんな汚いロレックスなんて、セバストポリでは1千米ドルも出す人なんていませんからね。イタリア人だってもうそんな4桁ロレックスなんて買っていないし、5万米ドル以上のポールニューマンなんてだれもいらないそうですよね。そう考えたら、ベゼルダイヤの、少なくともロレゾール、いやコンビモデルと呼ばれる116243あたり、それも10Pというダイヤ文字盤がいいでしょね。妙な凹凸の有るシェルダイヤとかノーマルな文字盤よりも、ノーマル地板にダイヤがいいですね。もっとも全無垢が派手だとか、ベゼルダイヤが派手だとか思われるのでしたら、とりあえず116233Gあたりを、またそれすらも高額だというのでしたら、16233Gの状態のいいヤツがいいでしょうね、、ベゼルに当たりキズのないもので。それでも派手だとおっしゃるのなら何も買わない方がいいでしょう。あなたのそのコンステレーションで十分だと思います』、、と私は何でもハッキリと言う性分です。

そのクライアントはまだ悩んでいる。

買わないで後悔するより、買って後悔した方が、精神衛生上よろしい。また余計な買い物への発展を確実に予防してくれるのだが。

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