『心ある接客なくして成長なし。』
いつの頃からかは忘れましたが、弓管(フラッシュフィット)の内側に4桁か5桁のシリアルナンバー(個体番号)が切り刻まれてメンテ品が戻ってきたときは正直、驚きましたよ。それでも委託者は、皆、ロレックスはロレックスというように、心理的な安心感を求めてメーカーにメンテを依頼し、他の時計ブロガー紳士様もおっしゃるとおり、その純正メンテ技術を信用するしかないのです。
時計メーカーの人も、自分のニコンF3が故障したらまだニコンでもメンテ可能な本機を近所の器用なオジサンによる社外パーツ寄せ集め店には依頼しないでしょう。たとえニコンの半額でメンテを請け負ってくれたとしてもね。つまり、『心ある接客なくして成長なし。』ということです。