PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

外国資本、ショップM&A旋風

2024-07-05 | ニュース



また、ヤバい暑さの、トーキョーの夏、がやってきた。

結局、木田金次郎の油彩画は買えなかった。

というか、1940年代以前の作品は出ないそうだ。

そう、画商から言われれば何としても欲しいのが人情だろう。

話を時計に戻す。

私が並行中古時計ショップ(以下ショップ)で買った数百の腕時計で、ゼンマイが切れた、動きがおかしい、と言った時計は

中古のHモーザーだけだったが、10万円程の差益で直ぐに転売したが、そのショップは潰れた。

多くの質屋品は別として、ほとんどのショップには、何年かの保証期間がある。

以前は、ショップの営業年数以上の保証期間を10年とかで掲げている妙なショップも散見された。

中古時計、特に、アンティークウオッチは、この保証と、オリジナル性の真贋が大切なことは、ロレヲタでなくても分かるだろう。

が、

仮に、買ったキタネェー1675ヴィンロレの販売店舗が、外国人にM&A、されていたとしたら、心情的にどうだろうか。

私は、日本人の、おタッキー精神で、時計が好きで始めて、一からつくり上げたショップならば、誠心誠意カスタマーサービスに

務める傾向があると思う。

が、

多くの外国資本は、時計販売を生業としない他分野からの参入者で、経営もドライな利益追求の営利集団なのはよく知られたところだ。

でも、今後はそれを承知で、付き合っていかねばならない時代が来る。いや、もう来ている。

銀座の目抜き通りの、あそことそこの並びのあそこと向かいのあそこが、実質的に経営権を外国資本に売ってしまった。

ショップなんてそんなもんだよ。

一代限り。

それが悪いわけではない。

私だって子供にヴィンロレで一生食っていけ。なんて言えない。

そんな、ボッタクリ弁護士同様にチンピラ稼業にはなってほしくない、と思うのが親心。

(子供が)親を思う心に勝る、親心、、である。

直接現金で商売する生き方は、朝ドラのあんな生半可なものじゃなくてボッタクリ弁護士同様に、人の恨み、犬の呪いが比較的かかりやすい

家庭崩壊寸前の異様な職種と言えるからだ。

だから、いつ邦画『GONIN』で竹中直人扮する狂人が、金属バットで襲い掛かる危険があるのだから、たまらない。

合掌




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