PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

〝PATEK PHILIPPE〟volume Ⅳ number 2

2016-11-17 | 日記

今週届いた、パテックフィリップインターナションルマガジンを見ていると、

ノーチラス製作当時の貴重な当時の社長の回顧録が紹介されている。

私が思うに、ノーチラスが爆発的に人気が出た理由というのは、ノーチラス自体が

外見もムーブメントもすばらしく時代にマッチしていたからとは思わない。

手巻きのデイトナ6265から発信したデイトナブームはマスコミが仕掛けたとはいえ、

流行のアイテムとして前世紀から現在も続く人気である。

しかし、ノーチラスはマスコミに仕掛けられた形跡はない。

時計好きが、現行品にも、他のブランドにもなにもいい時計がない、買いやすい時計が

無い中でクローズアップされて稀少価値が出たに過ぎない。

だから、ロイヤルオークにしろ、ノーチラスにしろ、ロレックスのデザイン性より秀逸だ

とは思わないし、多くの人々はロレックスのデザインを快く受け取るであろう。

しかしである。

私たちはロレックスを2本程度所有のいわゆる、一般人、ではない。

玄人受けする中で生きる、時計〝ヲタ〟なのだ。

しかし、有限な資金の中で換金性は大事だろう。

だから、何でもいいとはいかない。

おまけにティーピーオー、なんて気にしていられない。

ロレックスのように、どんな服装でも同じ時計、それもデイデイトではないロレックスではない

いい時計を着けたいのだ。

だから、金無垢のノーチラスやロイヤルオークがいいのだ。

それも体の大きい私ならジャンボでなければいけない。

ミディアムサイズなんて、1950年以前に生まれた日本人がするべきサイズだ。

でも3700/001ではなく本当の初代3700/1の金無垢が欲しいがない。

滅多にない。

私も都内のショップで確認したのはここ10年間で2本であった。

とにかく、ノーチラスはミディアムを買ってはいけない。

ジャンボを買わねばならない!

以上。








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1970年代のローレックス(1601)

2016-11-09 | 日記

1965年~1970年代においてローレックスといえば、

1601のジュビリーブレスにシルバー文字板。

もちろん、ジュビリーブレスは〝巻き〟が正解。

その後の5桁、6桁よりも安価だが、ケース厚、ブレスレット厚がずいぶんと薄い分だけ、

ワイシャツにスーッと入り込んでくる感覚はパテックの頭3カラトラバに似ている。

しかしこの1601でさえ20万を切る個体は少ない。

私はこの1601を9万円で買った。

今日はこの個体で中野に行って馬鹿にされてこようか、笑

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日々雑感。SSノーチラスにつきまして。

2016-11-07 | 日記

ノーチラスなら何でもよい、というわけにはならない。

ノーチラスは15202のルクルトロイヤルオーク同様に、ジャンボ、でなければならない。

画像では判りづらいが、決して3800ノーチラスなどは買ってはならない。

現代の男性でロレックスのボーイズは買わないだろう。

それと同じことだ。

3800はあくまでボーイズサイズ。

現代において、ボーイズサイズはレディースサイズの範疇に入る。

ノーチラスは2針のシンプルさが売りだが、5711は秒針が付いている。

これは裏スケなので、本来は秒針はいらない。

15202ロイヤルオークは1970年代のリリースからこれを堅持している。

自動巻きでスポーツエレガンスが両モデルの売りだ。

だからとことんシンプルでケースが薄いモデルがスマートだ。

だからノーチラスは5711のブレスレットタイプがベストだ。

革ベルトタイプ、トリプルカレンダータイプ、クロノグラフ、トラベルタイプ、どれもケースが厚いし本来的な

意味で亜流、である。

しかし、SS中古で300万円近いのなら買うのは控えた方がいい。

元来、そういうモデルなのだから。

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アンティークパテック購入のアドヴァイス。

2016-11-02 | 日記

パテックに限らず、アンティークの時計はショップ゜によって様々だ。

ショップは言う、

「一度、状態を見てからお見積りします」と、

これは個体の状態もさることながら、

マーケットでの売れ行き状態を詳細に調べるということだ。

通常、店頭販売価格の6掛で買取している。

パテック以外の時計はオーデマやバセロンも抜かしてほとんどの個体がメンテナンスは受け付けない。

ロレックスもそうだ。

逆を考えれば、個体が本物ならば、パテックはスイスでメンテナンスは可能と考えてよい。

パテックは現行以外はすべてスイス送りとなる。

それだけ大切なものなのだ。

ここでアンティークのパテックだが、これは海外オークションで買うのが正解。

ちなみに海外の大手オークションの時計部門や、大手時計オークションのサイトでエスティメートが出ている。

だいたい人気のあるものはマックスのエスティメートの1.5倍も出せはほぼ落札できる。

後はジャパンに修理を出して三か月程度待てばよい。

コンディションは入札前に当然聞かなければいけないが、アンティークのパテックを買おうとしている者ならば

質問はできるはずだ。

だから、私は、アンティークのパテックは海外オークションか個人間でしか買ったことがない。

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3700/1(3700/001ではない!)は世界的に垂涎の的なのか。

2016-11-01 | 日記

だんだんと寒くなるにつれて、革ベルトのパテックを着ける機会が増えますね。

週末はパテックの正規店に行って観覧してきます。

並行店でも新品のパテックは入荷が薄くなりつつある、といいますが本当なんでしょうね。

でもノーチラスのクロノグラフってケースが厚くてフェイスが小さいので、ド近眼のメガネのようで

格好が悪い。

それにクロノ機能が付いただけで100万円オーバーはオーバーすぎる。

5711のブラウンPGのノーチラスは不評ですので5711はイエローケースにノーチラスブルーのド定番で

いくと売れます。

それから、40周年のノーチラスはあのデザインなら不要でしょう。

一生モノの時計って、そういう所有者のぎびしい取捨選択で生き残ったモデルが銘機といわれます。

だから、3700/1(3700/001ではない!)は世界的に垂涎の的なのです。

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