PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

☆国内某銘柄のヒートアップ。

2009-10-20 | 社会・経済

多少なりとも国内銘柄をかじっている方なら、ここ一週間近くは寝られず、仕事にもなっていないのではなかろうか(株式関係者を除く)。

民主党政権は一切無関係で、多少の円安とダウの上昇は関係なくもないが、外国人投資家が日本株に確実に戻ってきている。それも当社の主力の1つである東芝株は非常なる高騰・暴騰を見せている。私はここ最近、国内株式での熱狂はしていなかったが、この一週間、特に昨日ほど久しぶりに売却に熱が入ったことはなかった。今年の春に200円台でストックしていた東芝株130,000株が、株価の一里塚であった500円を一気に突破した。私の愛刀景光写しを握り締め37,000株を13時に526円で売却した。結局529円ほどにはなったが、それでも私には久々の勝利に酔いしれた。しかし公金ではありますが、たとえ個人であってもこのお金でポールニューマンや日ロレメンテの履歴のない手巻は買わない。本日も9時ではなく、11時からの混戦に当社は賛成する予定でいます。

Rolexsb1rolex


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続・P.L.N.氏の手巻デイトナについて。

2009-10-19 | 悩み

その後、名優ポールニューマン氏の手巻デイトナについていろいろと写真資料などを見てみました。すると以下のようなことが私なりにぼんやりと分かりましたのでお知らせいたします。

     P.L.N.氏は62396262ではないらしい)、62416263を所有していたという。

     P.L.N.氏は62396241を複数本所有し、それらは長年所有していたという。

     P.L.N.氏は6263BLACK1972年、妻のJoanneよりプレゼントされたという。

     P.L.N.氏は6239らしきモデルを1960年代後半から所有していた。

     P.L.N.氏の6239(白地の白巻き・赤巻き)らしき写真は確認できた。

     P.L.N.氏の6239の愛用期間は1986年頃までで、以後6263を日常使いとしたようだ。

     P.L.N.氏が6241を着けた写真を私は確認していない。

※もちろんP.L.N.氏はロレックスのデイトナばかりを所有し、日常やレースに参加していたわけではありませんが、露出頻度は高いものでした。

正直、10数年前、エバンスさんがP.L.N.氏をカタログ写真に起用したときに上記の件についてインタビューしていれば間違いないのですが、そのようなことは聞いたこともありませんので、今となっては写真資料のみの判断となります。以下検証してみますと、

写真で62396262かの判別は困難です。また6241の装着写真は未確認です。また1972年に6263を入手していたということですが、1970年代の彼の写真は6239もしくは6262タイプのものばかりです。

おそらく1980年代の6263を、それ以前のノンオイスターのプラベゼデイトナと情報の混乱、つまりコンタミをした識者が6241としてしまった可能性が高いです。

 つまるところ、6241は未確認、6239または6262といった状態で、P.L.N.氏の100パーセント確実な手巻デイトナはエキゾチックでもなんでもない単なるREF.6263 BLACK、に他なりません。

 なぜなら、より多くの〝P.L.N.氏×6263 BLACK〟が写真で確認できているのですから。

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手巻きデイトナREF.6263BLACKの好市況。

2009-10-16 | 通販・買い物

ロレックス本社からの各国総代理店への世界的指示によって、もはやメーカーメンテナンスを終了した手巻きデイトナ。私はREF.6239などの1960年代リファレンスのデイトナはもう10年以上前にメーカーメンテ終了をしていたかと思っていましたが、それらも合わせて手巻デイトナ(REF.6239REF.6265までREF.6263REF.6265製造終了まえに終了していました)のメンテをロレックス社は世界的規模で2008年内に一斉にやってすべてを完了した、というお話を今更になって知りました。

ショップ店長や友人のロレヲタからも「○○○さんは、確かに4桁のスポロレをいくつか着けているのを見かけましたが、そもそも4桁、興味ありましたか…?」という冷ややかなもので、確かに5桁のスポロレ+6桁のデイデイトを中心にコレクションしていた私でしたから、昨今の手巻デイトナの現状を詳細に知る由なく…。

そういうわけで、このことを今月14日にシンガポールのロレヲタにメールで問合せをいたしました。私同様、彼も時計を生業とはしていませんが、だからかえって趣味であるロレックス収集や知識欲が異常に熱狂したライフワークになっていることはお互い否めません。そういう私たちですから、東京で会うときはいつも周囲からは奇異に見られますね。

それはともかく、シンガポールでも景気はV字回復の基調があり、世界的にも遅くとも2010年1月末までには2008年春頃の景気に回復するとの見方が、彼を取り巻く華僑集団の見方だそうですが、ここ最近の株価の変動をみても私も同感です。

こと中古ロレックスも今や中国マーケットをメインに流出していますから、ノーマルなコンビデイトジャストから底上げしていく可能性が高いです。このような〝ザコロレ〟の話はロレヲタには不要のお話で、標記題目である手巻きデイトナはどうかといいますと、メーカーメンテナンスが終了し、今後の個体のゆくえが不安だから、価格が暴落するのかと言うと、どうもそうとも言えないらしく、手巻きデイトナの2極化が進行するそうです。

エキゾチックは真贋不明な個体が非常に多いためこのお話からは除外されますが、エキゾチックダイアル以外の〝手巻きデイトナの2極化〟つまりメンテする以前に非常にコンディションの粗悪な手巻きデイトナの価格はアンダー16,000米ドル程度まで暴落し、メーカーメンテ2008年組ROLEXによる最終メンテナンスを受けた個体グループ)の個体は非常に尊ばれ希少価値の高いものとしてアンダー45,000米ドル程度で流通するそうです。恐らく粗悪アンダー対象の個体がREF.6239のそれであり、ベリーグッドのアンダー対象の個体がREF.6263のそれだと思います。

ちなみに世界的には、ベリーグッドなREF.6263BLACKの個体が中古ロレックスのワールドマーケットから漸次消滅(単に買われていっているだけ)しているとのことです。私のブログの読者の方で、ピンポイントでREF.6263BLACKの所有欲のある方、今や早急に探されるべきだと思います。たしか国内にREF.6263BLACK 2008年メンテ組国際サービス保証書は付きませんが、必ずオーバーホールを受けた旨が印字された修理明細の添付をご確認した上で購入してください)、ショップ販売で数本有ったような気がします。ご健闘をお祈りいたします。

2008年組でも国際サービス保証書が付かない理由は、今後ロレックス社での継続メンテナンスは受けられない、ことを意味しています。つまり今回で最後のオーバーホール、ということです。

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「大きいことはいいことだ」?を検証する。

2009-10-13 | 悩み

私が生まれる以前、森永のチョコレートCMで「大きいことはいいことだ〔中略〕50円とはいいことだ」というのがありましたが、こと現行ロレックスの場合はどうでしようか。

DAYDATEⅡやDATEJUSTⅡ、はたまたディープシーはどうでしょうか。どう考えてもパネライを筆頭とした数年前の「デカウォッチブーム」の最末期にロレックス経営陣が自社もこの時流に乗ろうとしたが、結果、時期既に遅しで、デカウォッチブームが過ぎ去った現在、これらは私には〝やり過ぎた実用時計〟…としてのロレックスとして、異様に見えます。

これら巨大ケースを安易に容認させた発端は、ロレックス社のミルガウス復活計画にあったと、私は分析しています。

〝WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES 24 LITTLE HOURS〟とは、まさにこのことで、無味乾燥な6桁に追い討ちをかけたデカウォッチの登場で一瞬にしてそれまでとは違うロレックスのラインナップに変ってしまったという、寂しい気持ちです。ですが、今、あらためて4桁、加えて5桁のロレックスの偉大さをこの秋の夜長に深く考えるのであります。

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銀座界隈

2009-10-10 | 日記・エッセイ・コラム

先日、犬の殺処分禁止について後輩の官僚様とともに某議員様のところで3時間熱く持論を展開し、大満足した私は、夕方からの友人のカタカタ商売の社長らとの会合のため滅多に乗らない有楽町線で銀座一丁目駅で下車し、周辺の路面店で暇を持て余しておりました。

銀座の中小路は上京したときから大好きな場所です。他は有楽町か新橋でしょうか。私は居酒屋で知らないおじさんの話を隣で聴きながら酒を飲み、その話の内容を分析してホステスさんに解説することが好きです。

でもそういった居酒屋のある路地の歩道幅は狭く、すれ違いざまにおじさんの3,000円クオーツと私のPTデイデイトが衝突する危険性に毎回ハラハラしています。

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