先日、ご帰国された教授から土産をたくさん頂戴した。
2023年もようやく終わろうとしている。
安堵感はない。
なぜか。
明日から10%の値上げだ。
何の値上げか?
ロレックスの。
並行価格からすれば、まだまだロレックス社は値上げができると踏んでいるのかもしれない。
その良い例が、高値を付けている、海外の認定中古品の驚くべき販売価格だろう。
私が30年前に大好きだったころのロレックスはどこへ行っちまったのか。
これを打開できる人がいる。
ロレックス社2、3代目社長の血統を引く、ロレックス社社員のハイニガー姉弟だ。
コロナ禍でみんな、頭がおかしくなったのか。
きっとそうだ。
コロナ菌が脳内感染したのだろう。
じゃあ、10%高くなったローレックスは買うべきか、買わないべきか。
買うべきだ。
いつ買うの?
いまでしょう。
なぜか。
また1年も経たずに、絶対値段が上がるから。
それに連動して、並行価格も上がる。
絶対不敗の投資が、現行ロレックス投資、といえなくもない。
ようするに、日本の現行定価は安すぎるという。
外国人が免税でロレックスを買っていくというが、外人が買っている光景は暫く見ていない。
だとしたら、ロレックスの値上がりは日本人をそのターゲットとしていないことは
明かだ。
もはや、年収1000万以下の所得者には無金利ローンがなければ、金無垢のローレックスは買えないからだ。
つまり、客は、外国人でもなければ日本人でもない。
じゃあ誰に売るのか、とこうなる。
つまり、人種的な問題ではなくて、
正規店は、
〝日本人のセレブ、アッパークラス〟にしか売らなくなるだろう。〟
パテックと同じ、顧客の囲い込み、包囲網を形成していくことになろう。
だから、セレブはセレブらしく、
全てのモデルを、買っていかなくては、もはやロレックス正規店の顧客とは言えなくなる。
人生は、重い荷物を背負いながら生きていく、そんなことをついこの年の瀬に考えてしまうのだ。