私からの請求なしでメーカーから直送されるダイレクトメールはパテック社とこのブランパン社だけです。どちらもさすがだと思います。一方、さんざん購入しているロレックスは日本正規品保証書請求はがきでダイレクトメールの送付の有無を顧客に聞きながらもう何年も一切音沙汰なし。
私は毎回200万円以上の正規ロレックスを購入していますが、いつも、どうせ送る気も無いくせに、と思いつつ、送付可の欄にチェックを入れています。
このままですと、恐らく問われたハガキの元となるロレックスはダイレクトメールが届く前に売却し、手元には無いかもしれません。
世界一儲かっているメーカーなのに、ある意味世界一ケチでセコイメーカーというのが実感です。というのも、このダイレクトメールの発送なしもさることながら、ロレヲタから見れば明らかに、現行ロレックスの冊子や箱のクオリティーダウン、ハンカチや手帳、財布といったモデルごとに付属していたノベルティーの減少と消滅。これらは私から見れば、手抜き、といえます。
昔は新品5桁デイデイトを購入するワクワク感はその商品価格の25%が、あの大型の箱と中に入っている内箱、ノート本体、予備ノート、ハンカチなどにもありましたが、現在のそれは現行6桁に見られるとおりどれもコストダウンの共用品ばかり。
時計本体のクオリティーは販売価格とともに上昇しましたが、その分、逆に私には6桁よりも付属品が全部揃った5桁は非常に魅力的であるのです。
でも付属品というものは、一般的に捨てる必要性はないので、本来その個体にあってしかるべきで、よほど年数が経っていない限り5桁はワンオーナーものがほとんどでしょうから、付属品なしの個体のみというのは本来おかしいわけで、余程売主が金欠で焦ったか、極論、盗品であったと考えられなくもありません。
私は5桁で個体のみというものは、そういった〝いわく因縁付き〟の個体、と信じて疑いませんので、結局、すべてそういうロレックスの5桁はコンニチまで絶対に買いませんでしたね。