PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

同世代ホリエモンに観る、〝学生運動世代〟と我ら〝70年代生まれの世代〟の全面的対立を決定的にした日本

2006-01-29 | 社会・経済

「世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする。
変わらないものを 何かにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする。

…シュプレイヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
  時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため…

世の中はとても 臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつもついている
包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる…」
                 
(中島みゆき 『世情』1978年一部抜粋)

皆さんも、堀江さんも、そして私も、あの高度経済成長が終わり、社会の各分野でアメリカ帝国主義から多大な影響を受けて発生した、新しい形の歪んだ対立と、ストレスを多発させながら安定成長へと進む過程の中で、〝日本人として生まれ〟、今や、その70年代に学生運動で闘争をした日本人と私たちは社会の各局面で闘争を展開しながら、昔以上に、細分化され複雑で、また複合化したストレスを全面的に抱えながら、移ろい気味で脆弱な浮世の中で生きています。

今も昔も、〝本質的には変らない若者のブルース〟というものを、いつも大人はそのことを忘れ、そして〝名誉と巧名〟という名の下に自作自演で虚構の社会で生きようとする。

当然、人間的な本質を隠しながら、立派そうに見せてテレビに出演する大人のように…。

だから、私も〝大人〟ですが、一世代上の大人に何と言われようと、あの中島みゆきさんの『世情』の曲を胸に、ライブドアの堀江さんのように、この兎角生き辛い浮き世の中では、私たちは前向きさと元気さだけでは生きてはいけないけれど、今日も私の生まれた年式のゴールドロレックスを腕に輝かせながら、大人と交渉をしています。

勉強しない大人はいつだって本質的には偽善者です。

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まさに今や…The only thing necessary for the triumph of evil is for good men to do nothing.〟〝善なる人々が行動を怠れば、必ず悪が勝利する〟…ということです。

Rolex is my life.〟 常にロレックスを腕に着け、入浴時以外、急に起床する深夜でも時の確認をしている私は、そういう意味ではROLEX MAN〟です。


日本の正規品ロレックス価格変更〝28日〟値上説を検証する。

2006-01-23 | 通販・買い物

 数ヶ月前にも私のブログに書き込みましたが、今やゴールドマーケットの著しい上昇は〝金製品〟の需要の高まりとともに、ライブドアショックは無関係だとしても、円安傾向とアフリカを始めとした世界的金採掘減少と華僑の金買占めによって、カルティエを始めとした高級ブランドは値上げを実行、または近日中にもする予定でもあるそうです。

ロレックスも数年来、値上げしていない、ということもあり、金無垢ロレックスに関しては正規プロパーは値上げしても致し方ない状況といえます。

日本正規価格の変更は、とりあえず決算前の〝2月28日〟が有力です。

なぜ〝28日〟かというと、ロレックスの正規カタログの日付がどの時計もほぼ100%〝28日〟だからということと、過去の例として価格変更はいつも月末、加えて他のブランドの価格変更時期と金相場の上昇状況から〝2月〟というわけです。バーゼル後では遅すぎると思います。

ロレックスにおいて〝世界同時多発価格変更〟ということはありませんので、〝2月28日〟説は日本正規価格の変更ということです。

いずれにしても正規品のロレックスは値上がりしても当然です(男性用で言えば、デイデイト、サブマリーナとヨットマスターの金無垢モデル)ので正規店、できれば商品はなくてもローンを組んだほうがいいかもしれません。というのも確約注文だけでは、価格変更になれば、新価格で請求されるわけで、決して旧価格では買えなくなり、値上げ分だけ損をします。

…余談ですが、コンディションもさることながら、米国や英国マーケットと比較して安価な60万円以下の金無垢のロレックス(特にブレス付Ref.1803デイデイト。〈写真下参照〉)が店頭から消えつつあることをご存知でしょうか。

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…旧型シードウェラーが店頭から消えているのは、毎度のように、既に終焉した〝ステンレススポロレブームをショップが煽動し、再燃させようという魂胆〟で、自己で、またはバイヤーが買占ストックしているという状況ですので今買ってはいけないロレックスです。今後もですが…。

…正直、旧型のスポロレの処分は今がラストのピークで、世界中のロレックスセンターでメンテナンス終了が拡大しつつある中、比例してプレミアも急落していることご存知でしょうか。

旧型エクスプローラーⅡも価格はもはや頭打ちで下降気味。ミルガウスも没落した音楽関係者が手放すほどです。手巻きデイトナ神話も崩壊したとのお話は興味深いものがあります。

Ref.1016エクスプローラーのメーカーメンテナンスの有無を聞くと、どのショップの店員さん困惑することからしても明らかです。彼らは旧型スポロレの価値がメーカーメンテナンス終了とともに終焉を迎えたことぐらいご存知なのです。1016の店頭在庫は過多になりつつあります。

つまり、今後、必ず後悔する異常プレミアムSSスポロレは今をおいて高く売却することは不可能だということです。

処分して得た大切なお金で株式に投資しないまでも、〝良いスーツ、良いシューズ、良いカバン、良いペン…〟といった、適切な価格と市井の万人が是認する適切な物に換えた方がよいに決まっているのです。

たとえビンテージのジーンズがとっても似合っても手巻きSSデイトナ、200万円も出して買ったオジサンなんてカッコ悪いし、何故、インスタントラーメン啜りながらそんなステンレスの時計がカッコイイのか、、よくわかりません。

まったく経済感覚と世間ズレした、アンチ・ロレオタな彼らは、彼らなりの言い分を、延々と私に説明していますが、結局目線は、私がドイツのドルトムントの正規店で14,000ユーロで購入してきたRef.116528のコスモグラフ金無垢黒パンダ(写真下参照。)ばかり見るのはある意味、真実のアンチテーゼとも言えましょう。

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また、ロレックス社にとっては、中古がグルグルとマーケットを動いているよりも、「新品ロレックス」が正規店から売れた方がよいに決まっていますから、メンテナンス終了をもって中古プレミアスポロレをマーケットから締め出そうとするのはある意味当然かも知れませんね。

加えて〝ロレブームはキャリバー1560のメンテナンス終了とともに終焉した〟ともいえるでしょう。


Good-Bye、REF.16718。ロレックスのラインナップの傾向と対策を検証する。

2006-01-15 | 通販・買い物

 GMT-MASTER18KY(REF.16718)が、200512月版のカタログから消滅し、ベゼル、ダイアル他外装を一新(REF.116718LN)して本体価格六万円の値上げとなりました(下記写真参考)Rolex0409rolex_2  旧型となったREF.16718が値上がりしたり、REF.116718LNにプレミアが付くことはないでしょうが、メーカー新型普及カタログを一覧して気になることは以下のことです。

ダイアルバーインデックスの多く(すべてのモデルではない)が全夜光になっていること。

       GMT-MASTERSSのリファレンスナンバーが、赤青ベゼルがREF.16710BLRO、全色黒ベゼルがREF.16710LNに変更となっていること。

 注目すべきは②で、今後、〝ベゼルカラーの変更ができない〟可能性があります。というのも、ノーマルのサブマリーナとグリーンサブのベゼルやダイアル交換ができない、という、前例があるからです。

したがって、もしも、皆さんがGMT-MASTERSSのベゼルカラーの交換が起こりうる可能性がありましたら、BLROLNの刻印がない、単に〝REF.16710〟を購入された方が無難でしょう。

しかし、〝赤黒ベゼル〟のリファレンスは単に〝REF.16710〟なのですが…これを以って、このリファレンスが赤黒ベゼル専用のもの、とするのであれば、購入時のベゼル以外のカラーは付けられない事になってしまいますが。Rolex0424rolex

 ロレックス愛好家(ロレックスの時計自体の物量や販促品、業務用品収集、知識すべてにおいて強力なロレオタ)間に一般によく言われているのですが、特に2000年以降のロレックスの製造戦略は、そういう、ダイアルも含んだ、既存のリファレンスの新作ラインナップの予想(雑誌でショップの方々が発言されている〝全くの新作ラインナップ〟ではなく)をするロレオタの裏を掻こうとしてか、まったく秩序のない、矛盾が発生してリリースさせているケース、つまり、何故、他の素材で存在しているのに、この色のダイアルが無いのか、とか、何故18KPGDATEJUSTがないのか、何故全無垢のターノグラフが無いのか…とか、不満になりますが、ロレックスの場合、段階的に導入していく事例(かつて、継続新型モデル:GMT-MASTER16753SUBMARINA16803の既存ラインナップへの中途導入、新ラインナップモデル:YACHT-MASTER16628から導入し、男性モデルは暫く長く金無垢のみ)があるので、長期的に観ますと問題はありませんが、ご存知のように、ロレックス社の時計は他の追随を許さないほどのバラエティー(リファレンスの種類とそれらを更に複雑にするダイアルとブレスレットの組み合わせ)に富んでおりますので、その管理と戦略は生みの苦しみ的な大変なものがあります。しかし、サンダーバード最終型の金無垢モデルはリリースして欲しかったが、恐らくサンダーバードのスポロレ版のヨットマスターがあるので出さなかったものと推察されますが、これは新ラインナップとして登場させたヨットマスターを製造した当時の経緯が大きく関与しているかも知れません。

 兎に角、ぐれぐれもロレオタはじめ、ロレックスのリリースの動向は長い目でやさしく見守りましょう。


徒然なるままに「ロレグッズ」…

2006-01-06 | 社会・経済

  ロレックスという時計は、時計という実体にとどまらず、そのサービスは時計界屈指、否、最大の「顧客のかゆいところに手が届く」充実さ、だということは、色々な時計を購入していけば、まったく明らかなことです。これは以前私が書き込んだ「ロレグッズ」の紹介のページなどをご覧いただければ理解可能かと思います。

  ところが、ここ数年、これら本来無料のロレグッズが、需要の高まりとともに価格がついて流通するようになりました。私は正規店から毎年年末に「ロレックスカレンダー」(下記写真参照)を2部と手帳をいただいております。

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  このカレンダーも、日本においては、「正規仲卸会社名が記入」してあるものと、「日本の代理店各センターが記入」してあるものがありますが、もちろんプレミアは後者です。

  また、ロレグッズはメンテナンス後に窓口でロレックスを入れてもらえるロレックスのロゴが印刷されてあるビニール製の袋がなくなり、ロレックスのロゴも記入していない生地製のものに変更となり、ロレックスグッズなのか一見して不明なものになりました(下記写真参照)。

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  やはり、メーカーとして、自社ロゴの用品が異常な価格が付いてそれらのマーケットを構成していることへのメーカーとしての正義の対応なのでしょう。

  実体経済にたとえると、ある経済を構成している物価を統制コントロールしようとしても、その物がマーケットから供給ゼロ消滅でもしないかぎり、需要が多少減少したとしても統制により減少した分だけ、さらに付加価値がつき、その物価のプレミア化が加速してしまうということです。これは「金銭にいとめをつけない人々の無い物ねだり」があるかぎり困難なことでしょう。

  つまり「充分下地があった物に、一度付いてしまった火はなかなか消火できない…」ということです。昨今の「手巻デイトナ」、特に「ポールニューマン」の日本やイタリア市場におけるほとんど天井知らずの状況をみればお分かりいただけると思います。

  しかしながら、私はたとえ、六本木ヒルズの住人だとしても、多くの〝真のロレオタさん〟たち(日本におけるその数、推定10名前後。平均ロレオタ年数15年。愛用ロレックスはズバリ、オイスターブレスREF.1675、cal.1575搭載GMT1970年代製SSツートンベゼルモデルを全員所有)がおっしゃられるとおり、中古ステンレス時計5,000,000円はどうしても出す気にはなれませんね。

 もっと視野を広く持っていただきたいものです。


『ロレックス男』より「新年あけましておめでとうございます。」

2006-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

新年あけましておめでとうございます。 Rolex0389rolex

 昨日今日と、久しぶりに地上波の番組を長々と観ていました。CXのオタク駅伝の中の『電車男』です。恥ずかしながら、この『電車男』というお話は「サラリーマンの平成枯れ薄…的な平凡な通勤生活」という、およそ私には興味をそそらないストーリーだと思っていましたが、全話を観て、その面白い人気の理由がよくわかりました。

 アニメオタクが「アキバ系」、ミリタリーオタクが「オカチマチ系」なら、東陽町に送らない私は、差し詰め「マルノウチ系ロレオタ毒男」と言ったところでしょうか。

 そういえば、随分前に神保町で面白いものを入手しました(写真下参照)。

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 これらは昭和時代末期の保証書関係の書類のようです。今は販売店にこのような「銀行券の見本」のような販売店ディスプレーは配布されておりませんが、今とは大分書式が変更になっていることをご確認いただけるものと思います。

  ところで、一般に「オタク」、「マニア」、「コレクター」、「ファン」、「収集家」、…と呼ばれる、ある特定の物の「愛好家」という人々の意見は、その対象物に「ご意見」として反映されるのでしょうか。お菓子なら、お客様センターにリクエストし、限定復刻のお菓子とか、期間限定の○△風味…なんていうのが、販売されることがあります。

 限定ダイヤルや限定モデルをリリースするパテックフィリップは、その現行モデル自体の生産量が少ないため、すべてが〝限定〟…とも言えなくもありませんが、モデル自体をある特定の目的のために限定生産に応じてくれます。ハンブルグにヘッドオフィスがある世界的に有名なWEMPE発注のパテックがそうです。

 また確かに現在でもダイアルにロゴを入れてくれるだけの限定生産しかしてくれないロレックスの様なビッグビジネスをするエンタープライズカンパニーは図体が巨大なだけに、たとえ販売店の意見は聞いても、細かい顧客リクエストには聞いてくれそうもありません。

 販売店は正直なところ、「時計の販売についてはプロ」でしょうけど、「ロレックスの知識のプロ」とはどうも言えなさそうです。この辺りは、やはり「ロレオタ」の独壇場でしょう。

 つまり、私のいいたいことは、昨今の「年次カレンダーのダイアル変更」、「巨大なクンロクのニューリリース」のパテックフィリップ、「新型ターンオーグラフ」、「グリーンサブマリーナや新型GMT」、「ルーレットダイアルの金無垢デイトナ」、「ダイアルバーの全夜光」、それに「急拡大するラグのポリッシュとブレスレットのコンシールド化」といったモデルチェンジ、ニューリリース。。

 これらは多くのこの二大ブランドが、「最終消費者である顧客の意見」を無視している証拠だといえましょう。

 販売店の意見、というより日本の場合、仲卸の意見をスイスへ反映させているのかも知れませんが、私は世界的にも仲卸がデザインに関与した、ということは全く聞き及んではおりませんし、たとえ関与していたとしても先ほども申したとおり、彼らにセンスは全くと言っていいほどありませんから、ここはやはり、「オタク」である収集愛好者が、モデルデザインに関与する機会があってもいいと思います。

 なるほど確かに、ロレックス社は開放的になったということを聞きますが、私にはその実態は存じません。しかし、デザイン的に「全ライン売れないモデル」へと向かっていることは確かで、これは「廃盤のデイトジャストサンダーバード」にプレミアがついてしまったことに端的に現れております。

 たしかに消費者動向はモデルの注文数にも反映されますが、ニューデザインはある意味「掛け」です。経験からリスクはある程度回避されますが、独善的な経営者、データを重視しない役員、横柄な社員が増殖すると、いくらビッグビジネスといえども、衰退します。アメリカの某巨大自動車会社の衰退の展開過程を勉強するといわずもがなです。

 「競争」と「革新」が駆け回る、資本主義社会において企業の「安定」なんてありませんから。。

  時計も「機能がデザインを生む」代表といえます。無いものねだり、で言っているわけではありませんが、ロレックスの完成されたデザインはやはり、70年代~90年代の多くのモデルに集約されていると思います。やはり、「ラグはヘアライン仕上げ」のロレックスが良いと私は思います。