「世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする。
変わらないものを 何かにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする。
…シュプレイヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため…
…世の中はとても 臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつもついている
包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる…」
(中島みゆき 『世情』1978年一部抜粋)
皆さんも、堀江さんも、そして私も、あの高度経済成長が終わり、社会の各分野でアメリカ帝国主義から多大な影響を受けて発生した、新しい形の歪んだ対立と、ストレスを多発させながら安定成長へと進む過程の中で、〝日本人として生まれ〟、今や、その70年代に学生運動で闘争をした日本人と私たちは社会の各局面で闘争を展開しながら、昔以上に、細分化され複雑で、また複合化したストレスを全面的に抱えながら、移ろい気味で脆弱な浮世の中で生きています。
今も昔も、〝本質的には変らない若者のブルース〟というものを、いつも大人はそのことを忘れ、そして〝名誉と巧名〟という名の下に自作自演で虚構の社会で生きようとする。
当然、人間的な本質を隠しながら、立派そうに見せてテレビに出演する大人のように…。
だから、私も〝大人〟ですが、一世代上の大人に何と言われようと、あの中島みゆきさんの『世情』の曲を胸に、ライブドアの堀江さんのように、この兎角生き辛い浮き世の中では、私たちは前向きさと元気さだけでは生きてはいけないけれど、今日も私の生まれた年式のゴールドロレックスを腕に輝かせながら、大人と交渉をしています。
勉強しない大人はいつだって本質的には偽善者です。
まさに今や…〝The only thing necessary for the triumph of evil is for good men to do nothing.〟〝善なる人々が行動を怠れば、必ず悪が勝利する〟…ということです。
〝Rolex is my life.〟 常にロレックスを腕に着け、入浴時以外、急に起床する深夜でも時の確認をしている私は、そういう意味では〝ROLEX MAN〟です。