時計愛好家の仲間とお話しするとき、ロレックスの話が出ない日はない。
お互い、私たちの世代は5桁の話が中心となる。
それも5桁の今昔の店頭価格の懐古談に終始する。
正規メンテが不可の4桁はもはや遠い良き思い出として生き続けるだろう。
しかしながらロレックス最後の良き時代の証として5桁は未だ現役である。
あの最高潮に宝飾文字板のバラエティーが豊富であった5桁のデイトジャスト、デイデイト、デイトナは
もっと見直されてよいはずだ。
5桁のSSが高騰し、これらのモデルも同時多発的に値上がりしている昨今、コレクションとして買い続ける
ことは確かに大変だ。
いや、それ以上に良品の個体自体が店頭から消えつつあることの方がもっと難儀ではあるが。