PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ものごとの好き嫌いについて。特にロレックス。

2010-04-06 | 悩み

Rolex0296rolex Rolex2142rolexn

正直言いますと、私のロレックス遍歴は今年で二十年になります。つまりロレックスの受付嬢さんのほとんどが、幼稚園児ないし小学生の頃から私はやっているわけです。

二十年前は今から比べると大変おおらかなもので、バブルバックこそ持込はしませんでしたが、年配の技術者の方はメンテ受付についての許容幅があった気がします。

現在は、いろいろなシガラミができてしまい、ロレックスのカメレオン的なメンテナンス受付体制も正直致し方なく思います。それだけスーパースター的なブランドですから。

ただ、今まで大好きだった物や、お金をためてやっとそのブランドを獲得することに期待に胸を膨らませる人たちにとって、ちょっとした、そのブランドの販売員の態度、電話での高慢な小馬鹿にした対応やアクセントなどが、180度一転して、その大好きな物や期待していたブランドが〝かわいさ余って憎さ100倍〟となることが、人間の性には多々あるものです。

これに似たこととして、「初めて降り立った大阪駅前のタクシー乗り場で、距離的に近いからといって運転手さんが乗客に対して〝お客さん近いから歩いてってぇーなぁー。〟」なんて言われれば、人によってはタクシーの運転手でもなく、そのタクシー会社でもなく、〝大阪〟の土地、さらには〝関西一円〟とか〝関西弁を喋る日本人〟が一時的にも嫌いにることでさえありえるのです(私は大阪好きですよ。義弟は大阪八尾の出ですし…(笑))

これと同様な事象がロレックスにも見られるとするならば、ロレックスコレクターとしてとても悲しむべきことではないでしょうか。私たちは〝お客さん〟として上から目線でメーカーに接するのではなく、ロレックスオーナーとしてパテックオーナーのような紳士的で冷静に真摯な態度で臨むべきでしょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする