循環的に節約気分に酔ってしまい、それが高額商品を購入してしまう拠り所となってしまう感覚に襲われます。
つまり、こういうことです…。
2月22日月曜日、日ロレ正規店でミルガウスGV(724,500円)を購入寸前で「検討します」と言って退店し、ルイヴィトンでサックプラ(113,400円)を購入寸前で「検討します」と言って退店する。
これでこの日は合計837,900円を節約したことになります。
もちろん、あくまでもコレは〝節約気分〟なわけです。
私的にはコレで節約=お金を使わない、とはなりえません。この837,900円以内、または頭金となって、実際には存在しない貯金分かのように物品購入の足がかりとなってしまいます。そういう物品購入の心理的準備期間が10日間ほどあり、その期間内に〝ピン〟ときた時計やバック、家具など即座の購入動機となってしまいます。
こういう本来理屈に合わない病的な買い物症候群に自制することはかなりキツイですが、買い物症候群が日本経済の個人消費を支えていると言う、これまた自分勝手な動機にも襲われ、自制の壁にアタックをかける様々な購入動機に襲われることはコレクションの間引きと貯蓄を実行している今の私にはかなりの苦痛でもあります。
ミルガウスGVもサックプラも、一度は〝購入したい〟と思った物は結局は後日、購入することにはなるのですがね。そんなわけで当日、早速私はサックプラも含めて他にも何かルイヴィトン品を購入しようと思い、ルイヴィトンカタログ(1,260円)を購入し退店したのでありました。
私にとってルイヴィトンのカタログはこの世の中で唯一お金を払っても満足する商品カタログであります。店員さんによると、このカタログの存在を知っているお客は多いとはいえないようで、暫くぶりに改訂になったようです。パリ行きの機内で眺めているだけでも3時間は潰れそうですね。