精神が、感情が、情緒が、思考のすべてが耐えられない。

私は、正直、ステンレススティール製の時計が嫌いです。

これは何もロレックスやパテックに限ることではありません。

また最近はステンレスに見える、ホワイトゴールドやプラチナもイエローゴールドよりもずっと嫌いです。

とくに同じモデルで素材違いにステンレススティール製の時計があればレアであろうと、気分が悪くなります。

精神が、感情が、情緒が、思考のすべてが耐えられない、のです。

特に顕著なのがパテック3700の初代ジャンボノーチラス。

絶対無垢です。

それもイエローゴールド無垢が間違いなく、絶対にいい。

でもＳＳはレアだから。

いまはそういう時代じゃありません。

実を取るべき。

腕に付けたずっしり感がいいのです。

そういえるのは永年、辛酸をなめてきたコレクターだから言えることかもしれませんね。

ちなみに5711のＳＳが売れ過ぎなので、全無垢のローズを今年からリリースしますが、文字盤がブラウンというのが
正直変です。

なぜ、5711のイエロー無垢を作らないのでしょうか。

それは、3700でイエロー無垢を出しており、そのオマージュに敬意を払っているとの見方もあります。

正直、ローズゴールドはイエローゴールドに比べて不人気です。

イエローゴールドを買いましょう。

やっぱりね、ローレックスのダイヤベゼルだね。

先日のオークラでのパーティーでのこと。

一席八人掛けテーブルでとなりの女性が私のベゼルダイヤのデイトジャストに興味を示してきた。

彼女はカルティエの金無垢タンク。

私はロレゾールのデイトジャストでベゼルと文字板はダイヤ仕様。

こちらのデイトジャストの方が照明ですばらしく眩かった。

隣のタンクの彼女と向かいの男性と私とでトライアングルな状態で時計の雑談に花が咲いた。

腕時計って、まるで飼い犬のような人間関係を深める役割もすることに改めて気が付きました、笑

テーブルの２名を除いてそのほか３名も加わってその後妙に盛り上がりました。

ロレックスと相性のいいシャツとは

今朝、ロレックスと相性のいいシャツって何かありますか？、、

とクライアントに聞かれたので、

咄嗟に〝アバクロ〟、、〝あっ―、トミーバハマも〟、、

と、応えたら、ヤバクロな微妙な笑顔で帰って行った。


私は銀座のアバクロの近所にはトミーバハマもあったのでそう応えたのだが、

なかなか的を得ていると思った。

全素材のサブかロレゾールのジュビリーデイトジャストと合わせるのがベストだろう、、

ここ最近、急に18038が店頭にお目見えしているのだが、、いらんウォッチ。

同じ5桁でも問題は〝ミドルゼロ〟系統のデイデイト。

たとえば、18038がその代表モデル。

これは正面から見ると18238と何ら変わらない。

文字板も共用だ。

18038は1803と18238との過渡期に数年間作られた駄作のデイデイト。

しかし、ミドルケースの厚さは異常。非常に格好が悪い。

だから相場では18038は、18238よりも店頭価格は20万～30万円も安い。

過去に売れなかった18038が、最近のイエロー無垢の爆買いブームの影響で118238、18238の順で店頭から姿を消したため

目立ってヤフオクやショップ店頭ではよくみられるようになり、かつての最悪デイデイトは無知なロレックス需要者が、

無知のまま大枚を叩いて買っているわけだ。

数年前には実勢で60万円程度で売られていた18038。

1625の次に作られたサンダーバードもベゼルデザインが異様で格好悪いロレ。位置づけはこれに同じ。

ロレックスコレクションにおいて、いらんウォッチ、の代表モデルといえましょう。

よく休むなぁ～、今日もまたかい、、

お客さんに「よく休むなぁ～、今日もまたかい、、」と思われたらいけませんね。

頻繁に休業する店は、開業初期にオーナーが切り盛りするので仕方がないとしても、たとえば最初からオーナーが他人である安給料の店員に持ち逃げされるぐらいなら、自身ひとりで商売した方がいい、と思っているため、海外へ買い付けの際は長期間休業するショップもたまには見かける。

でもここ2年間ほど急に「よく休むなぁ～、今日もまたかい、、」と思うショップがある。

私は、ロレックス、パテックに偏っているため、さほどそのショップから購入した時計ないけれど、買った本数は４本。

地方の資産家を多く顧客に持ついいショップなのに残念だと思う。