先日、私の一番嫌いな我が国の首相が亡くなられた。
この首相が聖徳太子を葬り、福沢の子供銀行券のような万券札の発行を指示したという。
だとしたら、消費者心理をはき違えている。
なぜなら、太子の余波でバブル期が絶好調をみせたが、その後の平成の三十年間、我が国の経済は瓦解し続けた。
また日航機墜落事故直後にこの事故を発見した米軍のヘリコプターによる先発救援申請を無下に断り、より多くの生存者の
救出を困難にした、というロシアの尼港事件の領事救援要請を謝絶した外務省の対応に似ている行動を執ったことでも
この政治家はよく知られている。
やはりそうでもしないと、大勲位菊花大綬章はもらえないものなのだろう。
小さい器と妙なイデオロギーをもった政治家であった。
「戦後政治の総決算」が良かったのか悪かったのかは後世に任せるとして、私は国民目線で見たアドルフ・ヒトラーよりも
嫌いな政治家であることはまちがいない。
もっと日本国民ファーストな政治家が首相になってもらいたい。
そう思う、朝である。