PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

日ロレメンテ不可の、ミルガウス1019について検証する。

2010-04-18 | うんちく・小ネタ

10191 1019

1990年頃まで売残り正規販売されていたという1019ミルガウス。ショップによっては今後の需給やモノとしての価値が一番恐いモデルでもあるため、入荷や買取にかなり慎重もしくは買わないショップが多いのも事実です。

しかしながら、コンディションや付属品の状況によって現在200260万円のゾーンで販売されています。

そこでこの200万円台の4桁としてもう一方の極を成す4桁、手巻デイトナ62636265、特に6265が販売価格的に現在バッティングしているようです。

皆さんは同じ価格で買えるのなら、個体として10196265どちらを選択するでしょうか。将来のメンテを考えなくてもコンディションがひどくなければもちろん、多くの方が6265でしょう。1019は耐磁といっても単なる3針時計で6265はクロノグラフですから。

吊り革バトルをしてもまぁ、6265が優勢でしょう。相手はデイトナ、ですから(※画像引用、雑誌「Begin」1994年臨時増刊7月号、77頁。〝吊り革バトル〟という考えは本号からメジャーになったと思います)

セコイお話ですが、私の場合、1019の代わりとして数年前に道玄坂のくじら屋の向いで買った、セイコームーブメントを搭載しているという1万円ポッキリの唯一のロレコピー(上記のニセロレは私用参考品)で満足しています。

※アラフォー以上はほぼすべて『とけいビギン』ではなく、それ以前の月刊通常号よりも特にロレックス特集を毎回掲載していた『Begin』臨時増刊号を羅針盤としてロレックスエンスーを目指し、カップラーメンをススリながら、個体の収集を肥大化させ、〝ロレヲタ〟化した。1994777


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする