2021年今年の上半期までに気がかりなロレックスと言えば、金無垢4桁、5桁のデイトジャストが暴騰する予感がすることだ。
というのも、以前から私が言及している、シンガポールのロレヲタらによれば、クアラルンプールやジャカルタのロレヲタ華僑が
こぞって1601/8、1600/8、1601/7や16238、16248、16018などのイエロー無垢を日本円で150~200万キリのプライスレンジで
状態の良い、付属品そろいの個体を買いまくっているらしい。
確かに、クロノ24を見ていても比較的安価な金無垢イエローは60日程度で売れているようだ。ギャラ、タグ付きなんてロレヲタの格好の
ターゲットだろう。
それに、小ぶりなオイスターデイトは例外として、デイトジャスト系統のモデルで金無垢なら、今の世界マーケットプライスで行けば、
4桁無垢で160万前後、5桁では190万前後だろう。
ただし、ポリッシュベゼルの金無垢1600/8はミラーブラックや、ラピス、オニキス、タイガーアイなんていう文字板が付いていたら、ただでさえレ
アな1600/8はロケット砲並な桁違いの凄まじさだ。
そして、16248のバークフィニッシュもまず見かけない。これは180万以下ならば買っておいて、後日マーケットに出せば30万円程度は儲かるかも
しれない。
話は戻るが、これがデイデイトの5桁、6桁のK-5(ケーファイブ)辺りに飛び火したら大変だ。
先月辺りから取り巻きバケットダイヤが枯渇してきているという。
たしかに、富裕層の代名詞のロレといえば、取り巻きパヴェダイヤのデイデイトは大人気であったが、ここにきて照り返しの激しいバケットはマイ
アミ辺りではU.S.A.のハイリッチマンなどの需要家の新規参入が非常に多いという。
6桁取り巻きパヴェダイヤ118348ノーマル8P2Bでだいたい420~450万円、
6桁取り巻きバケットダイヤのベリーレアな118398ノーマル8P2Bで700~750万程度だが、
このまま、メーカーの減産が常態化すると、無垢ロレ好きな富裕層がコンディションの良いこういった派手めな金無垢個体を狙う。
カウントダウンはもはや待ったなしの状態と言えよう。